カタールワールドカップアジア二次予選の組み合わせ抽選が7月17日に行われました。今回はその組み合わせから相手国の分析や他のグループの展望についてまとめていきます。

日本代表の組み合わせ

日本はグループFでキルギス、タジキスタン、ミャンマー、モンゴルと同組となりました。

非常に楽な組み合わせだと思います。

キルギスはFIFAランキング95位、モンゴルは187位、ミャンマーは138位となります。

日本は28位ですから一強状態といえます。

2次予選では各組の1位と、2位の成績上位4チームの計12チームが最終予選へ進出します。

ここまであからさまな一強状態では、日本戦では他のチームはなるべく失点をしないで得失点差で2位通過の可能性を残そうとします。

11人全員が終了するようなドン引きサッカーが繰り広げられる試合が多くなり、もどかしいゲームが続きそうです。

また、いくら力の差があっても11人がゴール前で守備をするとなかなかこじ開けるのは難しく、ロシアワールドカップ最終予選ホームでのシンガポール戦のように ゴール前にバスを止めるように守り続けて0-0引き分け。

という試合も出てくるかもしれないので油断禁物です。

またこのグループが厄介なところは、環境面です。

移動やホテルや練習場また芝の状態などは期待できないでしょうね。

では各国をさらっと紹介しています。

キルギスとは昨年キリンチャレンジカップで対戦していて4対0で勝負しています。

全く相手にならなかったという印象ですが、アジアカップでは中国代表に善戦するなど健闘を見せて決勝トーナメントまで進出しています。

ゴールキーパーが明らかな弱点なので、どんどん強引にシュートを狙っていけばいいと思います。

 

タジキスタンとはザッケローニ監督時代のブラジルワールドカップアジア2次予選で対戦していてホームでは8対0で勝利。

Awayでは4対0で勝利しています。 

このアウェイでの試合動画を見ればわかりますが、芝がボコボコ。

たまに凄いミドルシュートがありますね。

タジキスタンは旧ソ連で中国にも挟まれていて、近年はウイグル自治区とも問題があって政治的な不安定さが絶えない国です。

ピッチ外で厄介なことが起こらないかが不安。

モンゴルとは過去の対戦はありませんが、相撲が強い国らしくフィジカルコンタクトが強いのが特徴なチームだそうです。

初対戦という事で情報が無いところは不気味な感じがします。

ミャンマーとは1994年に広島で行われたアジア大会で対戦していて5対0で日本代表が勝利しています。 

また、アンダー22世代では 2015年と今年に対戦していて日本が9対0、7対0で勝利しています。

ミャンマーとはアジア2次予選初戦で今年の9月10日に早くもアウェーで対戦する予定ですが、 9月の最高気温は30°を超えます。

また東南アジア独特の芝はボールが走りにくい。

ボールを保持していれば体力の消耗が少ないという意味で「ボールは疲れない」とよく言われますが、ボールを回して相手を揺さぶり、省エネで戦うことができるかどうかが重要なポイントとなるでしょう。 

キルギス、タジキスタン、ミャンマー、モンゴルに共通して言えることとして、日本とは力の差があることとあまり身長が大きくないということが挙げられます。

こういった相手に対してはサイドからセンタリングでヘディングシュートという形がセオリーです。

ザッケローニ監督のタジキスタン相手には194cmのハーフナーマイク選手を起用していました。

森保ジャパンではそういったキャラクターの選手はあまり試されていませんので新たに発掘していく必要があるでしょう。

今年中に日本国籍を取得予定のサンフレッチェ広島のパトリック選手、鈴木武蔵選手、オナイウ阿道選手が今後のキーマンになる可能性があります。

国内的には2次予選突破は決まりという雰囲気で、環境が悪く取材に行きにくいという方が、サポーターやジャーナリストからは不満なようです。

他のグループの状況

他のチームの組み合わせを以下の通りになっています。

  • グループA

中国、シリア、フィリピン、モルディブ、グアム

  • グループB

オーストラリア、ヨルダン、チャイニーズ・タイペイ、クウェート、ネパール

  • グループC

イラン、イラク、バーレーン、香港、カンボジア

  • グループD

サウジアラビア、ウズベキスタン、パレスチナ、イエメン、シンガポール

  • グループE

カタール、オマーン、インド、アフガニスタン、バングラディッシュ

  • グループG

UAE、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア

  • グループH

韓国、レバノン、北朝鮮、トルクメニスタン、スリランカ

このようになっています。

韓国は北朝鮮と同じ組み合わせになっていて、

サウジアラビアはウズベキスタンと同組で油断できません。

最もきついグループはグループ C。

 イランとイラクが同居していて、さらにバーレーンもいて、本田圭佑が監督を務めるカンボジアにとってはノーチャンスです。

また地味にきついのがグループ G。

UAE、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア 全てのチームが最終予選に進むだけの力があります。タイ代表監督に就任した西野朗監督にとっては難しいグループに入ったと言えるでしょう。 

日本代表はこうして他のグループを見ると今後が心配になるぐらい楽なグループに入りました。

もう少し手応えのある相手と戦ってから最終予選に行った方が良い気もしますが、森保監督の手綱さばきに期待しましょう。

ネットの声

イージーなグループに。どうせだったらA組に入りフィリピン、モルディブ、グアムに遊びに行きたかったよ

W杯のアジア二次予選のグループ抽選見てたんだけどケーヒルの引き半端ないわ。東南アジアグループ作るし、朝鮮半島同じグループに入れるし。持ってるなー

というわけで2次予選敗退を心配している方はほとんどいませんでした。

「サッカーが簡単だったことは一度もない」というジダンの名言を肝に銘じて確実に突破して欲しいです。

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