
元SMAP森且行がSG初制覇!「やっと、約束が守れてよかった」…川口オート日本選手権
川口オートのSG「第52回日本選手権」決勝戦が最終日の3日第12Rで8選手により、10周回5100メートルで争われました。
6周回で先頭に立った森がそのまま押し切って、1997年7月のデビュー以来、24年目で念願のオート界最高峰のタイトルを奪取したのです。
トップでゴール
6周回3コーナーでドラマが待っていました。
先頭をひた走る鈴木圭一郎のペースが上がらず、荒尾聡が内から抜いたのですがその荒尾の後輪に鈴木の前輪が接触、2人が落車のアクシデント。
3番手を走っていた森の視界が開け、一気に大仕事が現実味を帯びたのです。
追い詰める金子大輔を振り払う形でトップゴール。
表彰式では涙も
表彰式では涙声で喜びを表すなど、悲願への長い道のりに感極まりました。
「(日本一になるといってオートレーサーになったので)約束が守れて良かったです」が表彰式での第一声。
「スタートは練習から手応えがあって自信を持っていきましたが、エンジンの手応えはそんなに良くはなかった」
「本当に二十数年間頑張って来て全然、SGの優勝に届かなかった。日本選手権、一番取りたいタイトルを取れてうれしいです」
と話し、喜びをかみしめると、川口オート場に詰め掛けた7000人ほどのファンから大きな拍手を受けていました。
https://twitter.com/km_cheeringteam/status/1323561557498851329
森且行の声
「ありがとうございます。やっと、約束が守れてよかったと思います。仲間と、ファンの皆さんと、そして一番応援してくれているオヤジに伝えたいです。とりあえず最後まで練習はしようと思って、タイミングを取っていました。
スタートは練習から手応えがあって、自信がありました。レースは(鈴木)圭一郎君について行こうと、それだけでした。エンジンの手応えはそんなによくなかった。ただ、何も考えずひたすら3番手をキープしようと思っていました。(ゴールの瞬間は)うそだと思いました。本当に20数年間がんばってきて、SGには届かなかったので、1番取りたかった日本選手権のタイトルをとれてうれしいです。次は(年末の)スーパースターをとれるように一生懸命頑張りたい。応援してください」
川口決勝、森且行優勝。
— araichuu@馬主で大家で占い師 (@araichuu) November 3, 2020
お客さんみんな拍手してる。
三連単5000倍、ほとんどの人は外してるだろうに、泣きそうになってる人もいる。
きょう川口来てよかった…! pic.twitter.com/PQkWaguDQB
◆森且行(もり・かつゆき)
1974年(昭49)2月19日、東京生まれ。88年に中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾との6人でSMAPを結成。
91年9月シングル「Can’t Stop!! -LOVING-」でCDデビュー。
96年にオートレーサー転身のためグループを脱退。
97年7月にレーサーデビューし、G1、G2など数々の優勝経験がある。
趣味は旅行。血液型B
ネットの声
「悲願のSG初制覇おめでとう!鈴木圭一郎と荒尾の落車があったとはいえ、森くんも最高のスタートで3番手に食らいついてたから、森くんの優勝は本物だ!
これはオートレース界全体が盛り上がるニュースだね!SMAPのメンバーもみんな喜んでくれることだろう。」「レースでは色々なこともあるが…ただ、この結果は本人が長年頑張ってきた努力の賜物。おめでとうございます。」
「道中アクシデントがあったとはいえ、そこまで3位でいたからこそ手に入ったSG制覇。若手が追い上げてくる中、SG制覇は夢のまた夢だと正直思っていました。あの時、「みんなに会うのは日本一になってから」本当におめでとうございます。」
稲垣、草なぎ、香取、中居が元SMAPの森且行を祝福
「念願の日本選手権での初優勝、おめでとう」と祝福。
続けて「3年前、僕たちが新たなスタートをきった際に出演した『72時間テレビ』で森君に21年ぶりに再会し、初めてレース場で走っている姿を見ました。その時に、たくさんのパワーをもらい、励まされました」と振り返りました。
「あれから3年後の今日、森くんが夢をかなえることができ、僕たちも本当にうれしいです。そして、改めて、たくさんの元気とやる気をいただきました」と喜び、
「これからも、お互いに、何があっても諦めずに、前に進んで、頑張りましょう!!!」と呼び掛けたのです。
中居は「直接おめでとうは、ご本人にお伝えしましたが、改めて…。森~っ! おめでとう! やったなぁ。長かったなぁ。大きなけがもしたなぁ。諦めなくてよかったなぁ」と感慨深げに喜んでいました。
これでSMAPメンバーに会えるのならテレビで企画してほしいですね。