『我が国の領土防衛になぜ中国や韓国の了解が必要なのか』
河野太郎防衛相がまたやってくれた!
自民党のミサイル防衛に関する提言が「相手領域内での弾道ミサイル阻止能力の保有」を明記したことについて、
会見である記者が「中国や韓国の理解が重要ではないか」と質問しました。
Contents
何も突拍子もない事を言ったわけではない
これに河野防衛大臣は
「中国がミサイルを増強している時になぜ了解がいるのか」
「なぜ韓国の了解が必要なのか。我が国の領土を防衛するのに」
と強い口調で答えました。
河野防衛大臣は何も突拍子もない事を言っているわけではなく、むしろ当たり前の事を言っただけに過ぎません。
自国の領土防衛能力について、安保条約を結び日本国内に基地を置いている米国ならまだしも、
領海侵入を繰り返す中国や、敵か味方かわからない韓国に「こんな防衛力持ってもいいでしょうか」とお伺いを立てる国はいないでしょう。
「中国や韓国の理解が重要ではないか」というのはおそらく日本だけでしか聞かれないタイプの質問です。
他の国でこんな質問したら、された方はたぶん意味がわからないでしょう。
敵に聞くんですか？ということですね。
北朝鮮のミサイル攻撃は映画かマンガ?
ただ残念ながら日本ではこういう質問が普通に出て、政治家もそれにゆるーく答えるというのがメディアにおける当たり前の風景でした。
だから毅然と答える政治家は「変人」と揶揄されたり、「保守強硬派」などと批判されたりするのです。
もしかしたら日本人は他国が攻めてくるなんて考えていないのではないかと密かに疑っていたら、なるほどという記事を見つけました。
朝日新聞のインタビューに対し岩屋毅前防衛相がこう答えているのです。
記者が北朝鮮によるミサイルの飽和攻撃に言及したのに対し、
岩屋氏は「そういう映画か漫画のような話をすべきでない。日米同盟に本気で挑戦するのは自殺行為だ。蓋然性は極めて低い」と答えているのです。
岩屋防衛相「未来志向」強調 自民党内で異論 レーダー照射問題https://t.co/cw724soFkv
— 産経ニュース (@Sankei_news) January 22, 2019
→「自衛官が危険な目にあったのに、韓国軍と本当に連携できる状況なのか」
→事実解明や再発防止を置き去りにしたまま韓国との関係を維持する姿勢に、自民党内からは厳しい声が相次いでいる
北の攻撃はマンガ？
これが河野防衛大臣の前に防衛相だった人の認識なのです。
ポスト安倍は平和ボケでない人を
政治家も記者も冷戦の「平和な時代」の癖が抜けていないのでしょう。
現代の国際情勢は全くそうではありません。
かなり多くの日本国民もそのことに気づいているのです。
河野防衛大臣は自民党総裁選への立候補に意欲を示しています。
しかし「まだ早い」との声も根強いのです。
確かに政治家としてもう少し幅広く経験を積んだ方がいいかもしれません。
それでも、「平和ボケ」していない事は次の日本のリーダーとしてとても重要な資質ではないかと思うのです。
ネットの声
「父君はリベラル的な存在もありましたが、これぞ日本人の心意気を感じた閣僚はいません。応援します。日本のリーダーになることを祈念しています。他の閣僚や議員サマ見習え。」
「こんな質問をする記者がいることに驚きますね。河野大臣の なぜ了解が必要なのか という返答に対するこの記者の見解を聞きたいですね。」
「全くもってその通りの発言。日本のことなんだから、日本が決めればいいこと。『防衛行政に詳しい』という触れ込みだった石破さんは韓国寄りの発言が増えて、知識はあっても国際情勢に対する理解や危機意識が欠如していることを自ら露呈したから、河野大臣のような政治家は貴重ですね。」
答えた後にサッとマスクをとる態度がかっこよかったです。
怒りを表情や仕草でクールに表現していました。
