皆さんは高校生の経験はありますか?実は高校を出ているか出ていないかである大きな社会的なハンデがあることがわかったんです!もし高校を出ていなかったら・・・。

「高卒」レッテルで初めてあらゆる道が開けている

今回対談したのは都司嘉宣(つじ・よしのぶ)さん。

「しまりすの親方」というペンネームで高校生向けの参考書を書き続け、先生や生徒から「カリスマ」と呼ばれています。そして対談相手は森安梨沙(ありさ)さん。

高校一年生の時に高校を中退し、2016年に高卒認定受験予備校である中央高等学院に入学。入学して半年後、東京家政大学に合格し大学生となっています。

森さんいわく、体調を崩して高校を中退後のアルバイトを探す時も「高校生以上」という条件がネックとなり、アルバイト先を探すのに苦戦したことから、高校中退がハンデになると痛感していたようです。森さん自身も「高校中退」というレッテルで精神的に苦しんでいましたが、都司さんのお子さんもいじめが原因で高校中退し、その経験は本人ほどではないですが痛感しているようです。

周りの、当たり前のようにいる高校の友人に負い目や自分に対する焦り、苦しみなど、自分の人生に大きな影響を及ぼす高校生の年代でそれを経験するのはとても辛いようです。

高校を辞める人はデリケート?

都司さんのお子さんはいじめが原因で外に出ることを嫌っていたため、「親の立場として、この子が家から出ることがいつまでもできないのは耐えられない」と考え、お子さんのためにマンションを借り、そこで一人暮らしをさせることで外部との復帰に繋げたそうです。

元々繊細な性格の人がいじめ等の原因で高校中退するケースは少なくありません。一度心が沈んでしまうと周りの情報も入ってこなくなり、ますます焦燥感を感じてしまうと、経験者の森さんは話していました。

高校中退のデータ

ここでは高校中退についてデータを見ましょう。高校中退者と退学率は平成2年をピークに実は減少傾向が続いており、20年間でおよそ7万人も減少してるんです。

そして、高校中退の理由の推移を見ると、「学校生活・学業不適応」の割合が増加していることがわかります。また、この調査での最近のデータ(平成22年)の内訳詳しく見てみるとこのようになりました。

今回取り上げた話題に合致するような統計データがとれていることがわかります。

また、少しデータは新しくなりますが、平成26年に作成された、都道府県別の高校中途退学者、退学率を見てみます。退学者数に関しては人口に比例するのでここでは中途退学率のトップ10を示します。

大阪、高知、沖縄が退学率2%を超えています。特に大阪はワースト1が続いているようです。デリケートな人が耐えられないような環境であるとでもいうのでしょうか?

いじめは決して許されるものではなく、どの人も平等なはずです。いろんな人がいていいんだという価値観が根付けばいいですね。

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