中国の不動産大手・中国恒大集団が破たんでリーマンショック再来か?
中国の不動産大手・中国恒大集団の経営危機は、日本経済への影響も心配されている。15日は東京や香港などの株式市場で値下がりがめだった。専門家は今後の中国共産党指導部の対応に注目する。
リーマンショック級は本当か?
「リーマン・ショック」のような世界的な経済危機につながることも市場では不安視されているが、中国政府が事態収拾のため、会社側と投資家との仲介をしようとしているという。
中国恒大集団の負債総額は33兆円でリーマンブラザーズの当時60兆円と比べると半分程度。日本では北海道拓殖銀行の破たんは負債総額は1兆円でした。
不安視されているのは恒大集団の破たんから中国の不動産バブルが崩壊して市場全体に悪影響を及ぼすことです。
https://twitter.com/free202164/status/1438425678962061312
恒大集団以外の不動産会社も中国では経営危機にあり、一気に大手不動産会社が破たんするとリーマンブラザーズの60兆円は超えることになります。
現状では、恒大集団を中国政府が救済する可能性もあるので、そこまでの心配は必要ないかもしれませんが、ただ、担当者は不透明感が強まっているのは間違いないとしており、「中国に建材を輸出する企業など、日本でも関連産業には影響が出かねず、状況を注視する必要がある」と呼びかける。
中国の不動産大手、中国恒大集団の2兆円を超える米ドル債が国際金融市場を揺らしている。リゾート開発など無謀な投資で資金繰りが厳しくなり、社債利回りが9日時点で50~470%まで上昇(価格は下落)しているためだ。仏アムンディやスイスのUBSグループなど世界の運用会社が恒大債を保有しており、破綻すれば投資家は損失を免れない。
8月17日、グループの総帥として君臨してきた許家印(Xu Jiayin)董事長(会長)が辞職した。
倒産したらリーマンショック級とも言われる中国の恒大集団について、どれぐらいやばいのか財務数値を見ながら解説します。
まずは注目される負債の内訳ですが、流動負債が26.7兆円もあります。仕入債務や有利子負債がメインなので、この体部分は短期的に支払期限がやってきます。 pic.twitter.com/DE2n9FIT3P
— 上原@元ファンドマネージャーの投資術 (@uehara_sato4) September 15, 2021
ネットの声
中国恒大集団の財務危機などの影響で中国株が急落しています。
仮にこの中でテーパリングが行われると、マーケットがクラッシュする可能性があります。
あと「破綻しそうな恒大がリーマン級」って煽られるけど、公開されている帳簿上の負債総額はリーマンの半分、また曲がりなりにも担保価値のある不動産のしこりが不振の原因なので破綻しても資産処分すればだいたい4割ぐらいは返ってくるはず問題は簿外とか海外資産(負債)などのよく分からん部分
中国恒大の破綻危機がやたらと注目されているね…。ご存じない方のために中国最大手不動産グループがここまで追い込まれたのは極端なバランスシート拡大が背景にある。コア事業以外にも自動車、金融、観光、何でも手掛けた。エバーグランドはレバーグランドでもある
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