ジャニーズ事務所「今週末公式にお伝えする」とコメント。ジャニオタ有志が立ち上がり、ジャニーズは負の歴史を克服できるのか。

ジャニーズ事務所の元所属タレントが、創設者で2019年に亡くなったジャニー喜多川氏からの性被害を訴えた問題で、ファンの有志らが検証などを求める署名を事務所側に送り、きょう会見しました。事務所側は見解などを「今週末公式にお伝えする」としています。

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社会的な信頼回復を図れるか

署名を集めるきっかけとなったのが… カウアン・オカモトさん「15回から20回ほど、ジャニーさんから性的被害を受けた」元ジャニーズJr.のカウアン・オカモトさん（26）。先月、会見を開き、「ジャニーズ」の創設者・ジャニー喜多川氏から性被害を受けたと明かしました。今回、カウアンさんが取材に応じました。カウアン・オカモトさん「言ったらどうなるか分かっているので、自分が活動できなくなるだけで何も変わらないんだろうなと」カウアンさんが最初に被害を受けたのは、事務所に入って2か月後、15歳の時でした。カウアン・オカモトさん「寝ているところにマッサージをしていたら、それが性被害に変わるという流れ。『逃げればいい、断ればいい』と言うが、思考が止まってしまう、そういう時」「性被害を受けたのは自分だけではない」と話します。

TV局はNHK以外はこの問題は大々的に報じられることもなく、事務所も簡易なコメントを発表してほとぼりが冷めるのを待つような対応に終わりました。

立ち上がったジャニオタ

創設者で2019年に亡くなったジャニー喜多川氏からの性被害を訴えた問題で、ファンの有志らが検証などを求める署名を事務所側に送り、きょう会見しました。事務所側は見解などを「今週末公式にお伝えする」としています。「私たちはジャニーズファンという立場で直接の性暴力被害者ではないが、このことに向き合っていく責任がある」きょう会見を開いたのは、『ジャニーズ事務所で起きた性被害の検証』などを求めるジャニーズファンの有志らです。呼びかけたネット署名には、1万6000人あまりが賛同し、ジャニーズ側に郵送されました。「ジャニーズ事務所が事態を放置していることが非常に問題。応援していくためにも、ジャニーズ事務所には対応して頂きたい」とジャニオタが立ち上がった。

ファンとしては自分が応援していたアイドルがそのような被害に遭っていたとすると、自分も加害者側として加担した一部となってしまいます。

ファンが求めているのは、過去の創業主が起こした問題についての会社としての謝罪と納得の行く今後への方針転換でしょう。

これが行われなければ、ファンは離れ、広告主もジャニーズ所属のタレントを起用することは自主規制するでしょう。

また、ジャニーズJr.に自分の子供を預けることも親が自重するようになると良い人材も入ってこなくなるので、ビジネスモデルがガラガラと音を立てて崩れていくことになります。

【約1万6千筆】ジャニーズファンが署名郵送、事務所に検証求めるhttps://t.co/HpuOH9QFsM

ジャニー喜多川前社長から性被害を受けたとする元ジャニーズJr.の男性の告発を受けたもの。ファン有志の女性らは記者会見を開き、加害の検証などを求めて集めた署名を郵送したと明らかにした。
— ライブドアニュース (@livedoornews) May 11, 2023