モーニング娘。トリプルA面でハロプロ初の試みと狙いを深読み。

ハロー!プロジェクト(ハロプロ)所属のアイドルグループ「モーニング娘。’19」が5日、東京都渋谷区の国立代々木競技場第一体育館で、秋のコンサートツアー(20会場39公演)のファイナルを迎え満員の1万1000人を熱狂させました。

日本武道館の改修工事の影響で代々木での公演は2008年のハロプロ公演以来で、単独では初となりますが、チケットは即完売しました。

15期メンバー北川莉央(15)、岡村ほまれ(14)、山崎愛生(14)が加入後初のツアーでツアータイトルにもなったオープニング曲「KOKORO&KARADA」を、来年1月22日に14人の新体制初シングル(通算68枚目)として発売することを発表。

トリプルA面として一緒に収録される新曲「LOVEペディア」「人間関係No way way」を初披露。

「LOVEペディア」「人間関係No way way」2曲について、作曲は同じで編曲、歌詞、歌のパート割、ダンスが全く違う2曲。

モーニング娘。初の試みとなりました。

つんく♂作曲のKOKORO&KARADA

モーニング娘。といえばつんく♂氏の曲ということで、今回もつんく♂氏が楽曲提供しています。

ツアータイトルとなり、ツアーの初日から披露していたため、トリプルA面といいながらもメインの曲となります。

つんく♂はこの曲についてブログで説明しています。

モーニング娘。’19 秋ツアー新曲「KOKORO&KARADA」ライナーノーツ

サビだけ聴く人がいたらこの曲はとても爽やかで未来に向かって突き進んでいく恋人たちの青春&ラブソングなんですが、でも、それ以外の部分でこの曲は人間の甘さ、切なさを歌っています。

モーニング娘。って派手な面がある分、影の部分もたくさんあります。 スポットライトがあたってる間は眩しくって気がつかない人も多いんでしょうが、実際は陰影があります。

実はそのくぼみの部分が彼女たちの魅力なんだと思うんです。

数年前からたくさんのアイドルが巷に溢れましたが、制作サイドも本人らもそうですが、どうしても片面だけに光を当て、出来るだけ影が出ないように自分たちの角度を変えて、世の中に打ち出すもんだから最初は見栄え良くみえてるんですが、凹凸がない為、早めに飽きてきます。

過去のモーニング娘。は体当たり方式でやってきたというのもあって陰影はっきりさせながら歌ってきたので、絵的な情緒もたくさん感じたように思います。

新規にメンバーも入ってますので、見られて恥ずかしい部分をどう自分らの色合いに変えて、世の中に見て楽しんでいただけるかが勝負だと思います。 影なしで、ゲインをあげて見栄え良くまとめちゃわず、少々面倒でも甘えてるなら甘えてるでいいので、本音の顔を見せて勝負出来ると過去の先輩たちに負けない良いチームになってくように思います。

そういう意味でも、この曲は心技一体となって表現しなければまとまらない難しい曲ではありますが、サビの爽やかな面だけでなく、A、Bメロが持つ人間的な部分をどう歌うかで世の他のグループとの差がはっきりするかなとそう思っています。

バックトラックとしてピアノがその中心にありますが、特徴としてはサビでドラムのリズムを無くしてしまうというJPOPとしては無謀なアレンジに仕上げてもらいました。

サビから行くで!って思わせておいて最後まで絶対にそうさせない。

なので、曲としては間奏の部分がきっと一番ライブで盛り上がる場所になるだろう部分です。僕も大久保氏もサビで突き抜けたいけど我慢するというフラストレーションを目一杯溜めてるので、その分間奏で思いっきりはじけられるフレーズにしてもらいました。 間奏はメンバーをほったらかしにしてでも、ファンのみなさんで一体になって弾けてやってください。 ちなみにストリングスは生です。

ストリングスは生でピアノも入って豪華な作りですし、歌の難易度が高く、サビが無いのでテレビ的ではないライブ向きの曲で普通アイドルに出す曲ではないですが、つんく♂さんとモーニング娘。の信頼関係があって出来る曲となっています。

歌割も、佐藤優樹小田さくら、譜久村聖の3人がメインボーカルという形はいつもと変わりません。

「LOVEペディア」「人間関係No way way」

作曲はともに嵐などに楽曲提供するオオヤギヒロヲさん。

歌詞は別々の歌詞を児玉雨子さんがどちらも担当しています。編曲も異なる二人です。

このような歌詞、歌のパート割、ダンスが違う全く違う2曲という作りになった背景には、ハロプロが作曲者不足に陥っているところにあります。

2012年前まではつんく♂氏がハロープロジェクト総合プロデューサーとして年間100曲を量産していて、狂気じみた仕事量をこなしていました。

つんく♂氏がハロプロから離れたことで、多くの作家が参加することになり曲の多様化が進み、つんく♂氏も自分の時間を取り戻したのか以前よりも曲のクオリティが高まってきていて、ここのところハロプロに提供するつんく♂曲は、他の売れっ子作家が作った曲と一線を画すものとなっています。

ハロプロファンの間でもつんく♂再評価の流れがあるのですが、以前のようにつんく♂氏ばかりに曲を頼むのは無理でCDのリリースペースが落ちてきています。

そこで、2曲を歌詞、アレンジを変えることでリソースを削減する作戦だと思います。

また、以前のようにつんく♂がグループ内のユニット曲を作ることができる体制ではなくなったため、歌唱力で劣るメンバーが目立つ場面が少なくなり、いつもソロパートは上手い順のメンバーとなってしまうという問題を解決するために、2曲で歌詞を変えると歌詞間違えが起こらないようにパート分けるしかなくなり、普段目立つ機会がないメンバーにも歌割が回ってきています。

ネットの影響もあってCDで売り上げの計算が立ちにくい時代なので、作曲コスト削減のために、今回のように1曲を2曲としてリリースしたり、過去の曲のカバーが今後増えていくと予想します。

ネットの声

KOKORO&KARADAのソロパートがふくまーさく回し、LOVEペディアと人間関係No way wayがソロバラけてる…上手くやるね…

KOKORO&KARADAを聞きすぎ見すぎの完全中毒症状を起こしてはや一週間…………

Loveペディアにしろ人間関係No way wayにしろ加賀楓さんの覚醒が恐ろしすぎん、、、待ってたかえでぃの覚醒、、、、

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