
男性の育児休暇を取るか、が注目のトピックとなっています。
なぜ男性の育休が注目されるのか。どのような議論がなされているのか。
チェックしてみましょう。
男性の育児休暇が注目されるきっかけは?
元々男性の育児休暇はある程度取得を促すよう国が働きかけるなど、社会問題の一つでした。
ただ、今回着目されたきっかけとなった事件は、アシックスの男性が同社を訴えたというニュースです。
育児休暇を取得した男性が
会社で嫌がらせを受けるこれを#パタハラ と言うらしい
育児に参加したい
産後の奥さんを助けたい
家族を守りたいそう願い実行する
少数派の男性が
被害に遭う少子化や虐待などの
社会問題救えるのは
こういう
男性なのかも#スッキリ#育児休暇取って欲しかった— くぼきじゅんこ 心理セラピスト 子育て、人間関係、自分自身の心の中のお悩みを解決します☘️ (@junko_kuboki) July 12, 2019
訴えた原因はパタハラです。
パタハラとは、父親への嫌がらせを指すパタ二ティハラスメントという言葉の略です。
男性の主張では、自分はもともと人事部にいたのに、育休明けにいきなり倉庫の荷物下ろし等の業務へと業務内容を変えられたといいます。
そして、このような雑用とも言えるような業務内容への配置転換は、他の社員に対して、育休を男性が取得するとどうなるのか、という結果を見せていると男性は感じました。
以上が提訴の理由です。
国では、男性の育児休暇の取得を促進しようとしています。
しかし、制度は変わっても、実態はなかなか変わらないものです。
時間の変化と共に実態も制度になじんだものになってくるでしょうが、企業の変化は追いついてはいません。
制度に対応する仕組みができていないのです。
そもそも、働き方改革でも、長時間労働是正とは言っても、企業の仕事量が減るわけではありません。
個人の労働量を減らす決まり、縛りを設けることは大切ですが、その分の補填は誰がするのか。
有給休暇、育児休暇で抜けた人の分の補填は誰がするのか。それができる仕組みがあるのか。
ないままに労働量を減らし、休暇の裁量を増やすことになっても、状況はあまり変化しないというのが正直なところでしょう。
企業側の努力、さらに抜けた人の分を速やかに埋められる仕組み、効率性を高め労働量自体を減らせる仕組み…。
地道に制度に見合った仕組みを作っていくのはこれからの大切な仕事でもあります。
男性の育児休暇取得率はどれくらい?
2018年には男性の育休取得率は6.16%でした。
女性の場合は82.2%なのに比べ、少ないものです。
また、男性の育児休暇の日数で言えば、5日未満が60%近くあり、1ヶ月未満が80%を超えているなど、短めになっています。
日本では、依然として男女の賃金格差が埋もれずにあります。
雇用保険に入っていれば育休開始後に6か月間は休業前賃金の最大67%、その後最長2歳まで50%の分を受け取ることが可能です。
このような状況だと、女性が休んだ場合に比べ、男性が休んだ場合の家計への損失は大きくなり、どうしても取得は女性だけでよいのでは、男性は早く復帰した方が…、という空気感ができかねません。
企業でのパタハラや、男性の育休がめずらしい、受け入れがたいという空気感を出す企業もまだまだあると考えられます。
日本全体として、男性の育児休暇が当たり前に取れることを受け入れる広報活動や意識づけが求められます。
必要性を感じない、女性だけでもも日中子育てはできる、という方もいるかもしれませんが、女性一人での乳児期の子育ては意外と大変なものです。
心細いですし、やるべきこと、考えることもたくさんあります。物理的には大丈夫なのかもしれませんが、女性の精神面や、子供への影響も考えると、男性も育児に参加できる環境が好ましいものです。
そのために必要性があるなら、育休を取ったり時短で働けたり。
本当に育休が必要ないならそれでもよいかもしれませんが、受け入れられる雰囲気が作れれば、より育休は浸透していくでしょう。
ただ、男性が育休を取得してもだらだらしているだけだった…などという嘆きの声も聞かれ、家事や身の回りのことをこなせる男性の割合もそれほど多くはないのかもしれない…。
そうしたところから実態の改革が求められる社会になるのかもしれないという考えもあります。
ネットでの反応
今回の提訴について、ネット上ではこれに対して賛成する意見もたくさんあります。
ただ、企業からの仕打ちそのものは許されがたいものであるとしても、男性が育休を2回取得していたり、周囲への配慮をした上で時期を考えて休暇を取得したのか、などの配慮不足の面で疑問を呈している意見が見られました。
大手鉄鋼会社の研究者の男性が育休を申請したら、上司に後任の人を見つけなければ許可しない
と言われ申請を断られたらしい。
その奥さんは大激怒で、出るとこ出て戦う。と言っているインスタを見た。
これだけ、色々あるのにまだ繰り返すか、、
上司はニュースとか見てないのかな
最近なぜかよく見聞きする話題に一言。私が子供に対し自覚や責任感を持ったのは育児休暇を取ったり子供と長く接したからでなく、妻が妊娠したからです。妊娠出産を経験しない男性はすぐには自覚を持てなくてしょうがないという風潮は男性が育児へ向く事を阻害する要因また言い訳になり得ると思います。
男性の育児休暇がとりにくい世の中なのは事実だから強くは言えないけど、こうやって育児=女性っていう固定概念が少しずつ減ったらいいね。パパとママが協力し合ってたら子どもも嬉しいと思う。世の中のママの負担が少しでも減りますように。ママさん達、いつも本当にお疲れ様です



