日本カーオブザイヤーは43年という歴史の中でバッテリーEV軽自動車が初の栄冠。日本でEVは普及するのか。

43回目の開催となる今年度の「2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー」が12月8日に決定。“今年を代表する1台”に選ばれたのは、日産サクラ』/三菱eKクロスEV』だ。EVの受賞は2011年の日産『リーフ』以来、11年ぶり。授賞理由は、サクラとeKクロスEVが軽自動車規格と現実的な車両価格でEVを所有するハードルを下げたことだとしています。高齢者を含む多くの人の移動の自由を担保するとともに、ガソリンスタンドの減少や公共交通の衰退など社会課題の解決につながる可能性も示したと評価した。従来の軽自動車をしのぐ走行性能や、高級車と同等の運転支援機能もポイントとなりました。11年前のリーフがEVで受賞したものの販売台数は少なかったですが、今年のサクラ、eKクロスEVは圧倒的な低価格を実現して実際に売れているという点で違いがあります。

消費者が車に求めているのは環境問題ではなくコストパフォーマンス

三菱 eKクロスEVと日産 サクラは、三菱自動車と日産自動車が共同で開発した「100%電気で走る軽の電気自動車」で、一満充電での走行距離180km(WLTCモード)を実現、バッテリーに蓄えた電気を自宅に給電して家庭用電力として使うこともできる利便性があり、自然災害が多い日本では1台持っておくと安心です。また充電は200Vの普通充電とCHAdeMOの急速充電に対応するなど、その基本性能は共通でも、安全装備、内外装のデザイン、機能性などに独自性が与えられていて、自分に合わせた機能を選ぶことができます。

気になる車両価格は三菱 eKクロスEVが239万8000円〜293万2600円、日産 サクラが233万3100円〜294万0300円ですが、国からのクリーンエネルギー自動車導入促進補助金(55万円)や自治体からの支援制度、免税措置などにより、100万円以上も割安になる例があることでも話題となっています。場合によっては、ガソリン車の軽自動車よりも安くなることもあるとのことです。

受賞理由は「本格的な脱炭素時代を前に、減少するガソリンスタンドや公共交通などの衰退も予想される状況で、軽自動車+バッテリーEVという組み合わせは、高齢者を含めた多くの人の移動の自由を担保するだけでなく、社会的課題解決への可能性を示している」としています。

他国メーカーはEVで航続距離の長さや充電のスピードを競っていますが、実際のところ現状ではハイブリッド車の方が性能が良く環境負荷も小さいです。

三菱 eKクロスEVと日産サクラは共同開発で軽自動車にすることで車両の重さを軽くして、必要なエネルギーを抑えて利便性とコストパフォーマンスが高いEVを実現して消費者の需要に合致させました。

また、日本は独自の理由で軽自動車は車庫証明が必要ないので2台持ちの2台目として人気があります。

ドライブに行くときはガソリン車を使い、近所に買い物や子供の学校の送り迎えなどに軽EVを使用すれば停電時でもガソリンが給油できない有事でも対応できます。自宅の電気から充電できることも安心して買うことができる理由になっています。

今年はEV元年とも呼ばれ、21年に日本で販売されたEVの合計は2万1139台。その約1.7倍の台数を僅か約4カ月で受注しており、前年比で5倍以上の販売台数となりそうです。

EVが普及していくと給電設備も増えていき、エネルギーを自前で発電する動きも進んでいくことになります。

遅れているといわれつづけてきた日本のEVですが、軽自動車から第一歩を進めていくことになりそうです。

ネットの声

長距離走らないしサクラとかEKクロス買っても良いのかもなあ。なんだかんだで燃費も電気のがガソリンより圧倒的に安いし。N-BOXのEV版でも出たらそっちにするんだが。。

急速充電不要、1日200km程度安心して走る、生活の足車から徐々にシフトして行けば良いと思っています
サクラ/ekクロスEVはやっと出たと感じますね

Twitterでフォローしよう

pick up