アフガニスタンの首都カブールが陥落。タリバンが軍事独裁政権を樹立へ。

駐留米軍の撤退によって、あっさりアフガニスタンの武装勢力「タリバン」が首都カブールを無血で制圧し、親米政権だったガニ政権は崩壊した。今後はタリバンが政権を運営していくことになる。

2001年のタリバン政権崩壊以降のアフガニスタンは、欠陥や腐敗がありながらも、大きな飛躍を遂げてきた。独立したメディアや活発な市民社会がもたらされ、女性の実業家や政府高官が誕生した。こうした進展の大部分は、あらゆる世代の女性の権利を保護し、少女たちを学校や大学に通わせるために必要な多くのものがきちんと用意された。アメリカ人にとっては当たり前でも、アフガニスタン人にとっては長く激しい闘の末にようやく手に入れた自由だ。それが、危険にさらされている。音楽を聴いたり映画を観たり、カフェに行ったり、あるいは髭を剃ったりする自由が、一夜にして奪われてしまったようです。

アフガニスタンは中央アジアに位置して中東アラブ諸国と欧州、東アジアの中間に位置するため地理的に重要なポイントとなります。1979年末のソ連軍侵攻以来、今日に至るまで混乱状態の中にあります。多民族国家のアフガニスタンは南部は山賊が大きな力を持ち政治の干渉を受けない無政府地帯で、北部は北部同盟という武力組織が制圧。中央はタリバンが幅を利かせていて国として統治ができない状態になります。そこでソ連やアメリカが膨大なコストをかけて国の安定化に努めてきましたが、すべて水の泡となっています。また、テロ、麻薬の問題など、周辺国や国際社会全体に影響を及ぼしかねないため、他国が安定化を試みますが、アフガニスタンに手を出して成功した例がないことから帝国の墓場と呼ばれています。

今後の国際情勢はどうなる?

アフガニスタンで実権を掌握したイスラム主義組織タリバンの幹部は、新たな政治体制について「民主制は全く取られないだろう。アフガンには土台がないからだ」と語った。2001年のタリバン政権崩壊後、アメリカの間接統治によって民主制に移行したアフガンの政治体制が大きく変わる可能性があり、20年前に戻るようです。

20年前タリバン政権は女性は家畜と同等に扱い学校に行くのも禁止していましたが、どうなるでしょうか。

また、中国政府がタリバン新政権と協力関係を表明したりしていることなどから、中国がタリバンと蜜月関係にあるとする見方があり、今回のタリバンの大攻勢の裏に中国の水面下での強力な支援があったとする見方すら散見される。しかし、両者が対米戦略で互いに利用することは考えても、本来はイスラム過激主義と中国共産党は敵対陣営にあり、それほど深く連携することは考えにくい。中国がタリバンの軍事作戦を支援した形跡もない。たとえばウイグル問題を抱える中国にとって、タリバンは政治的に“使える駒”として扱うぶんには役に立つかもしれないが、中央アジア全域でのイスラム過激勢力の震源地になるようでは困る。逆にタリバン側からしても、中国が政治的支援や経済的利益を与えてくれるだけならありがたいだろうが、自分たちのイスラム主義に口を出させるほど頼ることもない。

中国にとっては周辺国が不安定になるのは厄介であり麻薬やテロの温床になるアフガニスタンは迷惑な存在です。かといって過剰に干渉すると反発するので扱いは難しい。

日本にとっては陸でつながっていないので入国管理さえしっかりやっておけば大きな脅威にはなりません。アメリカも同様です。むしろ中国の軍事力が陸側にシフトすることはありがたいことです。

今後アフガニスタンは、ユーラシア大陸の大国ロシア、中国、中東、欧州がアフガニスタンをコントロールしていく必要があるでしょう。

アメリカにとってアフガニスタン撤退は損切りであり、いる意味がないと判断するとアメリカは軍を引き上げます。すでに世界の警察の座から降りつつあります。これは日本にとっても対岸の火事ではありません。日本もアメリカが撤退するときに備える必要がありそうです。

https://twitter.com/snufkin39121233/status/1428636531032395777

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ネットの声

そもそも民主主義とは?
こうも無抵抗に首都まで制圧されてしまうとは本当にガニ政権は支持されていたのかな?
亡くなられた中村医師も事業にはタリバンの協力が不可欠だったと仰っていたと聞く。
民衆が本当に望んだものはよく分からない民主主義よりも目の前の安定だったのでは?

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