
どんなに優れた人でも罪を犯せば同じ受刑者となり、一切の反論なしに刑務所で過ごします。
そんな受刑者の中に、柔道66kg級を2連覇した内柴受刑者がいました。
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金メダリストの思い
熱い気持ちを持っているのは金メダリストの内柴正人受刑者。
オリンピックで2連覇という快挙を達成して話題になり、その後教え子である女子柔道部員に暴行を行ったとしてその名前は地に落ちました。
2014年に懲役5年の刑を最高裁より受け、現在も服役中です。
そんな内柴受刑者を応援する人が2人いました。
出所した内柴受刑者の雇用を受け持つという実業家の光成英一朗さんと、総合格闘技「REAL FIGHT CHAMPIONSHIP」を主宰する山田重孝です。
光成さんはご自身にも逮捕歴があるようで、気持ちとして理解できる部分も多いと考えられます。
そして山田さんは、内柴受刑者と話して以下のように気持ちが固まったといいます。
「これはあくまで夢ですが、元格闘家ヒクソン・グレイシーの次男のクロン・グレイシー(29)と内柴さんの対戦を実現させたい。世間には内柴さんの復帰を認めない人もいるかもしれませんが、頑張る姿を見せることは大事です」
その人に罪があったといっても、刑務所によってしっかりと償いきれたらチャンスがあってもいいですよね。
内柴受刑者の手紙(抜粋)
実は光成さんとは15通以上も手紙でのやり取りが行われており、その意思の確認を行っていたのです。
その手紙の一部をご紹介しましょう。
(逮捕されてから)6年間、私は柔道のことばかり考えていた。私は、この処分(永久追放)をありがたく受けます。この先、反省をして、生きていく中で、今回の失敗を、過去のタイトルでぬぐうつもりはない。新しく生み出して、正しく生きるから
支援してくれると聞いて、どう考えても、柔道部を作るようにお願いしてしまう。今、我が人生に困る状況においても、他人の人生を、応援する器を先に作ろうとしている。永久追放なのに
柔道では永久追放なので、柔術で勝負します。柔術専門の方々、どうぞ、私を潰してください。歳も39だし、ブランク6年以上。潰す価値もありませんが、お願いします。
確かに思いは伝わりそうな手紙ですよね。
ネットの反応
・内柴の再犯がこわすぎる
・この類の犯罪者は再犯率高いって聞くよ。
・罪を償い終わったのなら、がんばってみてもいいんじゃない?
・この年でどこまでできるのかね。チャレンジがんばれ
・刑務所出て一発目の行動でこれまで何してたかがわかるな