アイーンはやっぱり志村けん!手話でも通じるよ!

新型コロナウイルスに感染し、3月29日に肺炎で亡くなったコメディアンの志村けん。

「アイーンが志村さんを指す手話である」という情報がネット上で広がっています。

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サインネームとして

いわゆる標準手話ではないものの、あだ名のような「サインネーム」として用いられているというのです。

その裏側にある聞こえない人たち、ろう者の志村さんへの思いを聞きました。

志村さんの訃報を受け、ネット上で広がったのは「手話ニュースで志村けんさんを表現する時にアイーンしててびっくりした」というツイート。

リツイート数がかなり増え拡散しています。

そのような放送があったのか…

手話ニュースを検証したJ-CASTニュースによると、3月30日にEテレで放送された「NHK手話ニュース」でキャスターがそうした仕草を取っていたのです。

ただし、「アイーン 」が手話で志村さんを指す単語というわけではありません。

全日本ろうあ連盟の担当者は、BuzzFeed Newsの取材にこう指摘。

「標準手話としての単語ではありませんが、志村さんを代表する表現、『サインネーム』のように使われる方もいらっしゃいます」

標準手話とは

標準手話とは、日本手話研究所が定める公式単語。

一方でサインネームとは、特定の人物を指す「あだ名」のようなもの。

たとえば、佐藤さんであれば「砂糖」を表現してみたり、顔が赤い人のことを話すときに「ほっぺたに指を当てる」表現をしてみたりするようです。

著名人であれば加藤茶が「加トちゃんぺ」で、ビートたけしが「コマネチ」で表されることもあるということです。

なるほど、これはわかりやすいです。

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本日もお散歩日和☀️ #志村どうぶつ園 #志村園長 #志村けん #ちび #4月4日放送

[公式]天才!志村どうぶつ園(@shimura_zoo_ntv)がシェアした投稿 - 2020年 4月月4日午前1時00分PDT

しかし、相手がそうしたギャグを知っていなければ、サインネーム によるコミュニケーションは成り立ちません。

担当者は言います。

「このように苗字や固有名詞なども手話化するものがありますが、大切なのは、相手がその表現を知っているかという点です。そのため、地域や年代によってサインネームの表現も変わります。手話は生きた言語なんです」

さすがお笑い界の大御所ですね。

ネットの反応

「数々の追悼番組。ドリフ大爆笑やはり面白い!今風の人を騙したりするのと違って、食べ物を粗末にする面もありますが、カトちゃんとの掛け合いは、特に面白いです!」

「確かにヒゲダンスは動きだけだし、「最初はグー」も見ているだけで分かる。早口言葉も模造紙に書いてあったし。すごい番組だったんだなぁ。」

「海外のファンの方も言葉云々寄りも動作が面白かった。わかりやすかったと、答えておられた。多分そんな感じなのだろう。戦われたが、呆気なく逝ってしまわれたのが残念でならない。」

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