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生卵の取り扱いには要注意!NG行為6つ大紹介!

生卵の取り扱いには要注意!NG行為6つ大紹介!

卵はどんな料理にも使え栄養価が高く、コストパフォーマンスにもたいへん優れた食材です。

私たちに身近な食材でもありますが『生卵』にもするべきでないNG行為があることご存じでしょうか。

『生卵』とサルモネラ菌

サルモネラ菌は人や家畜の腸の中から、川や下水など自然界の中にまで幅広く生息している細菌です。

潜伏期間は半日から3日間くらいで、主な症状は、嘔吐・腹痛・下痢・発熱など急性胃腸炎の症状です。

生卵が原因の食中毒で最も多いのがこのサルモネラ菌によるものと言われています。

現在日本で市販されている卵は、出荷前にしっかりと殺菌消毒されているものがほとんどのため、卵の殻から感染する心配はあまりないようです。

感染の割合も10万個に3個程度です。

ですが、ごくまれに卵の内部がサルモネラ菌に侵されていることがあったり、

殻に付着していない可能性はゼロではないため、取り扱いには気を配りましょう。

『生卵』にするべきではないNG行為6選!

特に保存方法や使い方では、知っておくべき取り扱い方がありますので確認してみて下さい!

1.尖ったほうを上に保存するのはNG

卵は温度変化や振動に弱く、卵黄を安定させることが保存のポイントとのことです。

そして、卵には尖ったほうと丸いほうがありますが、丸いほうには気室という空間がありここで呼吸をしているそうです。

この空間を下にすると、圧迫され微生物も入りやすくなり、品質の劣化が進むそうです。

そのため、上向きにするのは尖ったほうではなく丸いほうにして保存しましょう。

2.パックから出して保存はNG

卵のパックには外部から卵を守る働きがあるそうです。

また、温度の変化を最小にする効果もあるため、パックから出して保存するのはNGです。

まれに卵の殻にサルモネラ菌が付着している可能性もあるため、

冷蔵庫内でサルモネラ菌を他の食材に付着させないためにも、パックから出さずに保存しましょう。

3.ドアポケットに保存するのはNG

卵の冷蔵庫内での理想的な保存場所は、温度を一定に保てる冷蔵室の奥だそうです。

冷蔵庫のドアポケットに卵を置くのは、頻繁に開閉するため振動が傷みの原因となるそうです。

また、開け閉めによって外気にさらされる分、温度差が生じやすくなります。

振動と温度差は卵の劣化を加速させるため、ドアポケットに保存するのはNGです。

4.水で洗ってから保存するのはNG

卵の汚染が気になり洗ってから保存する方もいるようですが、生卵を水で洗ってから保存するのはNGです。

洗い流すときの水によって殻の表面を覆うクチクラ層というものがはがれ、菌が外から侵入しやすくなるそうです。

また、気孔から卵の内部に水が入り込むこむ可能性もあり、細菌の繁殖の原因となることもあるそうです。

5.妊娠中に生卵はNG

卵は良質のたんぱく質が多く、ビタミンやミネラルなどさまざまな栄養素が含まれている食品です。

手軽に食事に取り入れることができるため妊娠中も摂取したい食品ですが、妊娠中に生卵を食べるのは控えたほうが良いようです。

前述したように生卵よって、まれにサルモネラ菌に感染するリスクがあると言われているからです。

お腹の中の赤ちゃんに影響はないそうですが、腹痛や嘔吐の症状が出た時に妊婦さんは薬が使えない場合があるたえ生卵はNGと言われています。

妊娠中に卵を食べる場合は十分に加熱してから食べるようにしましょう。

6.ヒビが入っている・割って時間がたった生卵はNG

殻がヒビ割れた卵は、内部が汚染されている可能性があるため生食で使うのはNGです。

サルモネラ菌は乾燥に強く熱に弱いのが特徴のため、70度で1分以上加熱すると死滅すると言われているので、

ヒビのはいった卵は生食ではなく加熱調理して食べるようにしましょう。

また、生卵を割ってから、時間がたったものを食べるのもNGです。

生食の場合は食べる直前に割るようにしましょう。

『生卵』と納豆の組み合わせはNG?OK?

納豆との組み合わせは大丈夫?

最後に、生卵と納豆の組み合わせについて紹介します。

生卵と納豆を一緒に食べると、納豆がもつ美肌効果など期待できる「ビオチン」という栄養素の吸収が妨げられるそうです。

健康に悪い影響が出るということはなく、美肌効果が期待できなくなる、ということのようです。

美肌効果を得ながら生卵と納豆を食べたい場合は黄身だけを使えばOKだそうです!