
桂銀淑といえば80年代90年代に活躍した演歌の女王です。
名前の通り出身は韓国なのですが抜群の歌唱力とハスキーボイスから繰り出す演歌が
一世を風靡した韓国の歌姫
桂銀淑といえば韓国から来た演歌の女王ですが代表曲は数多いです。
「すすめの涙」「ベサメムーチョ」「夢おんな」などは、いまだに記憶に新しい人もいることでしょう。
桂銀淑は1961年生まれということですから、現在57歳で1977年に韓国でモデルデビューしています。
そして、79年に歌手デビューです。
18歳でデビューということですから、当時としては早熟だったのは間違いないでしょう。
日本には1984年に来日しています。
日本語の習得や歌のレッスンに励んだ結果、翌85年に日本デビューです。
そこからは、
「すずめの涙」「夢おんな」「酔いどれて」「真夜中のシャワー」「悲しみの訪問者」「花のように鳥のように」「ベサメムーチョ」
といったヒット曲を飛ばし、数々の音楽賞を受賞しています。
1988年から94年まで7年連続して、NHKの紅白歌合戦にも出場していますから、
まさに押しも押されぬ演歌の女王となったのです。
当時は、八代亜紀、石川さゆり、小林幸子など演歌全盛の時代でした。
その中でも、桂銀淑は大きな存在感を発揮していたのです。
独特のハスキーボイスに病みつきになった男性陣も多かったことでしょう。
演歌の衰退とともに消えた??いろんなことが起こった!
90年代後半は演歌冬の時代でした。
特定の歌手は細々と地方公演をするなりディナーショーをするなりして生き残ったのですが、
桂銀淑の場合はそううまくはいかなかったようです。
それでもなんとか韓国に帰国せずに日本で頑張っていたのですが、
2001年に人生が暗転する出来事が起こるのです。
それは借金トラブルです。
「元夫の事業の失敗による借金や1億円のマンションのローンを含め4億円にも達していた…」
というトラブルで、所属プロダクションから契約を解除されています。
売れっ子だったら、返済の道もあったと思うのですが、この時期は勢いがなくなっていたので仕方ない面もあったようです。
まだまだ集客力もあり、なんとか挽回する意欲もあったようですが、
そこから、更年期障害やうつ病に悩まされます。
借金トラブルも06年には和解が成立し
これからという矢先の2007年11月26日、覚せい剤取締法違反(所持)で現行犯逮捕されたのです。
労働ビザで日本で活動していた桂銀淑は、ビザの延長ができないという通知を受け、韓国への帰国を余儀なくされるのです。
それでも2014年には韓国で歌手活動を再開したのですが、またまた問題が起こります。
2014年に詐欺容疑で起訴、さらには2015年には覚醒剤の使用で逮捕…身から出た錆でもあるのですが、
日本に戻りたい…
[インタビュー]再起かける桂銀淑 韓国で37年ぶり新譜 https://t.co/G3ZweiYMYq
— yonhapnews (@yonhapjp) 2019年5月13日
桂銀淑の悲願は日本で再び行うコンサートですが、韓国でも刑罰を受けていますし、日本も入国の許可を出さないでしょう。
本人はあきらめていないということですが、なかなか難しいのが現状ですね。
ネットの反応
無理でしょ。前科持ちの犯罪者が入国できるはずがないですよ。ポールは特例で本来はあり得ないのです。
時代が変わって、令和の今、需要はないと思う。
麻薬常習でしょ、治りましたって言われても、信頼性にも欠けますよ…入国は無理でしょう
桂銀淑を見るにつけ、小池東京都知事に似ているなと思う人は少なくないでしょう。
一時は姉妹疑惑なんかも出てましたからね。
桂銀淑を「あの人は今」なんて番組でも見ることはなくなっています。
いつになったら桂銀淑の歌声を聞くことができるのか、はたまた無理なのか…