新型コロナウイルスは風邪?風邪とインフルエンザの違い!
連日新規感染者数が増加し続けている新型コロナウイルス感染者ですが、重症者、死亡者はそれに伴って増加しているわけではありません。
発見した感染者の多くが軽症のまま回復することを意味しています。
そこで、新型コロナウイルスはただの風邪なのでは?という議論がネット上の一部で盛り上がってきていますが、そもそも風邪とはなんなのでしょうか?
風邪とは
病院で医師に「風邪でしょう」と言われた経験は、誰にでもあるのではないでしょう。しかし実は「風邪」は通称で、正式な病名ではありません。
風邪の正式名称は急性上気道炎でアデノウイルス、ライノウイルスなど多くの種類があり、多くは命に別状がなく、数日で治る症状をいいます。
そのウイルスの数は数百種類にものぼるとされています。
なお、症状は風邪と同様なものの、重篤となるインフルエンザは、別名「流行性感冒」ともいい、別扱いにしています。
医師は、風邪のような症状で受診された患者さんが、別の病気でないと判断したとき、消去法で「風邪ですね」と診断しているのです。
新型コロナウイルスは厚生労働省は、当初8割を上気道炎を伴う軽症、2割を肺炎を伴う重症者と説明していましたが、現在の検査拡大によって新規感染者が増えて、重症者はそれほど増加しないという現象は、当初見積もったよりも多くが命に別条がない急性上気道炎であったことを意味します。
新型コロナウイルスは死亡者の半数は院内感染なので病人が多く、平均年齢は78歳程度です。
つまり高齢者と病人以外にとっては、新型コロナウイルスは命に別条がない急性上気道炎(通称風邪)であり、1部の健康な若者が重症化するのは免疫を持っていないための免疫暴走だったと判明しています。この免疫暴走の抑制効果のある薬は見つかってきているようで、死亡者の年齢はどんどん上がってきています。
インフルエンザは、突然現れる高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強いのが特徴で、併せてのどの痛み、鼻汁、咳(せき)などの症状も見られます。風邪症状で収まらないウイルスの場合はインフルエンザと呼んでいて、軽症の場合は風邪の一種とされ明確な区別はありません。
インフルエンザの年間死亡者数は1万人とされていて、新型コロナウイルスのこれまでの死亡者約1000人と比較すると、インフルエンザは実は危険なウイルスであることが分かります。
とくにインフルエンザA型は100年前のスペイン風邪で多くの死亡者をもたらし第一次世界大戦を終わらせたといわれています。
今回の新型コロナウイルスは100年前のスペイン風邪以来のパンデミックといわれていますが、死亡者の多くは高齢者であり、当時のスペイン風邪(現在のインフルエンザA型)とは平均寿命が全く違うので死亡者数だけで比較できません。
インフルエンザA型は大半が1度は感染して免疫を持ったにもかかわらず、現在も100年間季節性インフルエンザとして多くの人の命を奪っており、ウイルスとしての強さは桁外れでとくに既存のウイルスの免疫を持っていない子供にとっては新型コロナウイルスよりもインフルエンザのほうがよほど怖いです。(一部は異常行動を引き起こし、死亡する子供も毎年1000人程度)
現在の新型コロナウイルスは新型なので多くが免疫をもたない未知のウイルスですが、免疫を持つ人が増加して、重症化した場合の治療法が確立されてくると、ただの風邪かインフルエンザの一種として認識されていくでしょう。
結局のところ、新型コロナウイルスでもウイルスであることには変わりないですし、初期症状の段階では、誰にとっても風邪としか認識できませんから、症状に応じた市販薬を用法用量を守って使い安静にしておくとしか言いようがありません。
また、インフルエンザも危険なウイルスなので予防接種を受けることが推奨されています。
ネットの声
今のコロナ対策って、ほんの一部の大人の為に、大多数の子供の命が犠牲になっているという構図よね。これは特攻隊や玉砕などと同じ過ちの繰り返しではないだろうか?
子供に夏マスクとか、狂気のレベルです。
連日新規感染者数が増加し続けている新型コロナウイルス感染者ですが、重症者、死亡者はそれに伴って増加しているわけではありません。
発見した感染者の多くが軽症のまま回復することを意味しています。
そこで、新型コロナウイルスはただの風邪なのでは?という議論がネット上の一部で盛り上がってきていますが、そもそも風邪とはなんなのでしょうか?
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