テラスハウスヤラセ疑惑でフジテレビに批判殺到

テラスハウスに出演していた女子プロレスラーの木村花さんが自殺した経緯に関して番組のヤラセが関わっていたことが問題視されています。

花さんは番組の第38話「コスチューム事件」で、同居人が彼女の試合用コスチュームを乾燥機で縮ませたことに激怒。「人のこともっと考えて暮らせよ!」「ナメんのもいいかげんにしろよ」といい、彼の帽子を叩き落とした。そのシーンがキッカケで誹謗中傷を受けることになった花さんは精神的に追い詰められてしまい、5月23日に自ら命を絶ったとみられている。

週刊文春で花さんの母がヤラセ告発

木村花さんの母親響子さんは、誹謗中傷の原因となったシーンについてテラスハウスのヤラセだったと告発しています。

響子さんは文春オンラインの記事を拡散。《ひとりでも多くのひとに事実を知ってほしいです 真実を見極めてほしいです 花は最後まで必死に 生きようとしていたと思います》と投稿しました。 ツイートには1.6万の“いいね”がつき、フジテレビは説明責任を果たす必要に迫られています。

フジテレビの遠藤龍之介社長(64)の定例会見が3日、東京・台場の同局で行われ、、同局系恋愛リアリティー番組「TERRACE HOUSE TOKYO 2019―2020」(テラスハウス)に出演していた女子プロレスラー・木村花さん(享年22)が5月23日に亡くなったことについて、大多亮常務は「現在、事実関係の検証中です。問題点は3つある。番組の制作過程で問題はなかったか。コスチューム事件自体を作り出すことはなかったか。2つ目は出演者の行動、感情表現を規制するようなことはなかったか。3つ目は心のケアです」と答え、「一部で報じられているビンタの強要などはなかったと考えています」と答えた。

そもそもテラスハウスの番組作り自体がネット炎上を巻き込んだ形で行われていて、意図的にネットを巻き込むことで視聴率を高める狙いが透けてみえる番組でしたから、まあそんなもんでしょという感想です。

恋愛リアリティー番組はねるとんが元祖で、ヤラセかどうかを考えることすらバカバカしいバラエティー的な演出で人気になりましたが、海外のリアリティーショー的なノリが入ることでつまらなくなっている印象です。

恋愛リアリティーショーなど所詮はテレビ番組の企画であって、ヤラセだったかどうか議論すること自体がバカバカしいです。

そんなもんを真に受けて誹謗中傷して自殺まで追い込むネットユーザーや、その演出を良かれと思ってやっている番組サイドがどうかしています。

ネットの声

本気の本気で一回たりとも観たことがないし、観る気もなかったが

控えめに言って 「 ク ズ の集まり 」

テラスハウス出演者がパーティー写真投稿、木村花さんの母「花の49日もあけていないのに 疑惑の場にいたひとたちはパーティー?」

テラスハウス』やフェイクドキュメンタリーの加害性ついては「ヤラセ」をメインに考えると、問題が矮小化されてしまう可能性がある。

演出があったこと自体ではなく、視聴者の認識に「演出はない」と錯誤を生じさせようとしたこと、それによって出演者の人格を歪めて伝えたことが問題なのでは

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