渋谷でハロウィーンNG。しかし、池袋ハロウィンコスプレフェス2023が大成功でハロウィーンの聖地が池袋に移行か。

大型コスプレイベント「池袋ハロウィンコスプレフェス(池ハロ)2023」が10月28、29日、東京・池袋で開催され、2日間で約14万1000人が来場したことが分かった。2014年から開催されているイベントで、過去最多の来場者数となりました。アンバサダーを務める歌手の小林幸子さんは「鬼滅の刃」の鬼舞辻無惨のコスプレで参戦した。イケ・サンパークのメインステージではコンテスト「Cosplayer Of The Year 2024」が開催され、てんどんまる。さんが総合グランプリに選ばれました。

ルールで適度に整備された池袋ハロウィンコスプレフェス2023

「池袋ハロウィンコスプレフェス(通称:池ハロ)」とは、毎年2万人以上のコスプレイヤーが参加する日本最大級のハロウィンイベント。豊島区とサンシャインシティの共催で開催され、メイン会場の「イケ・サンパーク」を中心に「池袋サンシャインシティ」や「サンシャイン水族館」「東池袋公園」など120を超える施設・店舗でコスプレを楽しめるイベントとなっています。

イケ・サンパークでは、参加者が自慢のコスプレでランウエーを歩く「ニコニココスプレクション」や親子でステージに立てる「親子でハロウィン」も開催。最新のカメラとレンズで撮影ができる「カメラマンガチ撮影」には、宮本彩希さん、篠崎こころさん、えい梨さんら人気コスプレーヤーが登場しました。「池ハロコスプレパレード」には過去最大の約400人が参加し、コスプレーヤーがHareza池袋前からサンシャイン60通りまでパレードしました。

初日には10周年を記念した「セレモニー」が行われ、アンバサダーに就任した小林幸子が『鬼滅の刃』鬼舞辻無惨のコスプレでランウェイを披露したほか、豊島区・高際みゆき区長、ドワンゴ取締役CCO・横澤大輔、アニメイトホールディングス専務取締役・丹羽康弘、サンシャインシティ代表取締役社長・合場直人も人気キャラクターのコスプレで登場。高際区長からは、「豊島区・池袋がマンガ・アニメ・コスプレの聖地であることを宣言します」と、豊島区・池袋がサブカルチャーを軸に、さらなる発展を期待するコメントが寄せられました。

自粛を呼びかる渋谷とは異なる方針を採る池袋。開催の狙いと今後について、先の高際区長は「行政としても、地域の皆様とともに、子どもたちや女性がフェスティバルを存分に楽しめる環境を目指し、安全・安心な街づくりの面からしっかり応援してまいります。」とのコメントを寄せており、区が目指す“文化を基軸としたまちづくり”を体現する場であるとして、支援し続ける考えを示していました。

コスプレに注目したイベントスタイルに加え、チケット制により人口規模に大きな差があることから、一概に「渋谷と対照的」と評するべきではない。しかしながら、主催者が存在し自治体と地元企業が力を合わせて“イベント”として運営することで、一定の規律が保たれていると評価する声が現地参加者やSNSの間で多く見受けられました。

こうした取り組みの結果として「10年目」という持続的な開催へと繋がり、コスプレ好きだけでなく親子連れ、外国人観光客など幅広い層が安心して来場できるイベントになっていたことが2日間を通じて見えてきた。

1日3000円程度のチケットがないと入れないため、無料で街を自由に歩く渋谷のハロウィーンとは違いますが、同じことを渋谷がやればよかったのではという感じもします。このあたりが自治体の職員に「キレ者」がいるかどうかの違いなのかもしれません。

日本のハロウィーン文化の起源はコミケと呼ばれる濃いオタク文化であり、オタク文化を牽引してきたドワンゴと行政がしっかり組んで、採算性と安全性が両立するルールを整備したのが賢かったですね。

ネットの声

そもそも渋谷のはハロウィンを口実に騒ぎたい人たちばかりなので、池袋の参加者とは層が被らない気もしますが、池袋ハロウィンは参加されてる方はもちろん、見に来た観客も楽しんでるようなのでいい企画だと思います。

わざわざ渋谷に行く奴ってハロウィーンというイベントに乗じた出会い目的、人混みに乗じた強制わいせつ目的、他人の迷惑を顧みないでただ騒いで汚すだけのいずれかが大半じゃないかな。
真っ当にコスプレだけを楽しむなら池袋のようなイベントに行くと思う。

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