やっちゃえ日産!伊藤かずえのシーマを完全レストア!

日産が動いた!伊藤かずえの愛車30年物シーマをレストアへ「非常に難しい作業…総力挙げます」

日産自動車は3月17日、女優の伊藤かずえが30年乗り続ける初代日産シーマのエンジンや内装、塗装など全てを新車同然にするレストアを4月から行うことを発表しました。 

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毎日のように見に行くかも…

伊藤かずえは「このようなお話をいただき感謝しています」としつつも、「30年乗り続けたシーマとお別れするのはすごく寂しいです」と、愛車としばらく離れ離れになることへの不安をのぞかせました。

長期間離れるのは30年で初めてとのことで、「レストア中は見学もできるということなので、毎日のように作業の様子を見に行ってしまうかもしれません」とシーマへの親心も垣間見せました。

自身の父親と一緒に塗装を塗り直したり、免許を取ったお嬢さんが初心者マークを付けて運転したりと、家族の思い出がいっぱい詰まった現在のシーマ。

未練を残しながらも「へたってしまったシートなど、きれいにしたかった部分がどうなるのか楽しみです」と新生シーマへの期待も打ち明けました。

運転するたび「ありがとうシーマ」と声掛け明かす

伊藤かずえは1990年に初代シーマを購入。2020年10月、乗車30年記念に日産の販売店からサプライズでお花をプレゼントされたことを自身のツイッターに投稿したところ、5.5万の「いいね」がつきました。

同年12月には、大学生のお嬢さんが初心者マークをつけてシーマを運転している動画を公開。

「娘が生まれて初めて乗車したのもシーマ。その娘がこの車を運転する時が来るなんて…」と感慨深げに語っていました。

また、昨年末のまいどなニュースの取材に対し、「無事帰宅したら『ありがとうシーマ』と、心の中で言っています」と明かした伊藤かずえ。

今回の「毎日のように見に行ってしまうかもしれません」という言葉からもシーマを家族同然に愛する気持ちが伝わってきました。

「非常に難しい作業…総力挙げます」

今回のレストアは伊藤かずえのシーマ愛を知ったファンらから同社へ「やっちゃえ、日産!」「日産はレストアを検討して!」という声が多数寄せられたことがきっかけだったそうです。

伊藤かずえへの感謝の思いをレストアという形で応えようと、社内有志のチームが立ち上げられました。

チームリーダーの日本事業広報渉外部部長、遠藤和志さんは「30年以上お乗りいただいた車両を、伊藤かずえが期待する新車時と同じ状態に戻すレストアは非常に難しい作業となりますが、『技術の日産』に恥じぬよう、総力を挙げて、伊藤かずえにご満足いただける仕上がりにしたいと思います」と意気込みを語りました。

レストアの様子は日産公式ツイッターなどで随時発信されます。

ネットの声

「でも日本のメーカー、販売店は一台を車を長く乗り続けるユーザーを大切にしない。この前、11年乗った車を、車検に出そうとしたら買い替えの話しを長くされた、まだ愛着もあるし、きれいにしてるのにな。」

「伊藤かずえのシーマへ対する愛は素晴らしい!伊藤かずえのように、大切に乗っている古い車こそ税金を安くしてくれてもいいんじゃないかな」

「これはうれしい話だし、楽しみです。マツダもロードスターのレストアやってるし、こういう車を大事にする心はオーナーはもちろん、他メーカーも持って欲しいし、実行してほしいですよね。10年そこそこで部品供給がなくなるのはいかがなものかと思っています。」

一般の人だったらどういった対応となるのか気になります。

費用もそれなりにかかると思いますが、宣伝効果もかなりあるでしょうね。

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