中国AIを使って1週間で2万人超の”不審者”を特定、約1万6,000人を収容所送りに

中国のAIやカメラなどを使った国民監視システムは既成事実化していたものの詳細な情報はこれまでは存在していませんでしたが、中国政府が新疆ウイグル自治区で、イスラム教徒の少数民族、ウイグル族を大規模なAIネットワークで常時監視し、大量に拘束している実態が、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が公開した内部文書で明らかにされました。

国際調査報道ジャーナリスト連合が発表した内部文書

今回、国際調査報道ジャーナリスト連合ICIJが明らかにした4つの文書のうち、2017年6月25日付のものには、このような記述があります。

6月19日から25日までに、新疆南部4地区の“一体化プラットフォーム(IJOP)”は郡と市当局に対して、2万4,412人の疑わしい人物についての通告を行った。このうち1万6,354人はカシュガル(喀什)、3,282人はホータン(和田)、2,596人がケズホウ(クズルス・キルギス自治州)、2,380人がアクス(阿克蘇)。これをもとに検証と処理を行った結果、706人は犯罪者として勾留。このうち542人はホータン、85人はケズホウ、79人はアクスだった。1万5,683人は職業教育訓練センターに送致した。このうち1万1,165人はカシュガル、2,475人はホータン、737人はケズホウ、1,306人はアクスだった。2,096人は予防のための監視下に置いた。このうち825人はケズホウ、1,033人はカシュガル、290人はアクス。5,508人については今のところ、拘束はできていない。このうち4,156人はカシュガル、825人はケズホウ、290人はアクス、237人はホータンだった。

わずか1週間で、2万4,000人以上を中国当局がAIでピックアップして、このうち706人は逮捕、1万5,683人は「職業教育訓練センター」とは名ばかりの収容所で思想改造されている。

中国共産党に批判的な言動が少しでも見つかった少数民族は洗脳するということをしているとますます反発が強まるのではないかと感じてしまいますが、実際にウイグル地域での暴動は無くなっているので効果はあったのかもしれませんが、国際的なイメージの失墜はまぬがれないでしょう。

摘発に至った理由はイスラム教徒であるウイグル族が聖書コーランを共有ソフトを利用して使っていたことです。

暴力的なテロリストと過激派分子が“カイヤ”を使って、暴力的テロの特徴がある音声や動画を拡散しているケースに的を絞り、自治区の“一体化”プラットフォームが“カイヤ”ユーザーの洗い出しと分析を行った。その結果、2016年7月7日から現在までに、新疆におけるウイグルの“カイヤ”ユーザーは186万9,310人に上ることがわかった。

証拠を確定し、法の定めるところにより、速やかに、厳重な取り締まりを行う必要がある。即座には疑いを払拭できなさそうな場合には、集中訓練(センター)に収容し、さらなる洗い出しと評価が必要になる。

とのことです。

多くの先進国では信教の自由が保障されていて、現代の普遍的な価値観となっていることを考えると、イスラム教を信仰しているというだけで取り締まり強制収容するというのは、多くの国にとって理解しがたい行動といえるでしょう。

不倫したい男女募集!【必読】不倫相手が見つかるサイト

中国のウイグル弾圧へ欧米は言う資格はあるか?

中国がウイグルやチベットなど少数民族を弾圧していることは何年も前から誰もが薄々知っていたことで、日本の保守派の一部が問題視したところで日本のマスコミも欧米のメディアも政治かも総スルーでした。

理由は簡単で中国とビジネスが出来なくなると困るからです。

中国に対して偉そうに人権が~とか今更言いだしている欧米諸国は、中国が軍事的にも経済的にも成長しすぎて世界の覇権を奪い取られるリスクが出てきたので、一斉に中国バッシングを始めているだけ。

結局は自分の利益のためにやっているに過ぎません。

そして彼らは距離的にも中国から離れていて軍事的なリスクもないので好き勝手いえますが、日本は隣国として関係性に配慮する必要があります。

欧米の中国バッシングになんの疑いもなく乗っかってしまうと、鉄砲玉として日本が利用されてしまう可能性もあり、アジアでの孤立を招いてしまうかもしれません。

日本は、人口10億人以上の経済規模が世界2番目の巨大な国が国際社会のルールとはかけ離れた行動を厭わない考え方をする中国の支配下に置かれることは最悪ですが、中国叩きに参加すると地理的に矢面に立ってしまうという状況でバランスを取る必要があります。

不倫したい男女募集!【必読】不倫相手が見つかるサイト

ネットの声

ウイグル旅行で、中国の公安から「重点旅客」に認定され、熱烈歓迎されてしまった話を書きました。
・駅で突然隔離されて丁重に監視された話
・公安警察調書作成体験記
・意識の高すぎる刑事に待ち伏せされた話

弾圧者が国賓でいいのかウイグル族の約300万人の「要注意人物」を拘束し、裁判を経ずに強制収容所に送り、ウイグル語でなく中国語を使わせ、共産党への忠誠を誓わせる洗脳を行っている。毛沢東やスターリン、ヒトラーが用いた強制収容所が今も中国に存在しているのである。

おすすめの記事