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芦田愛菜の代表作は?子役出身で一番の出世頭…才媛だし順調に伸びてほしい

芦田愛菜の代表作は?子役出身で一番の出世頭…才媛だし順調に伸びてほしい

吉永小百合の後継者と言われる女優は数多く出てきましたが、一番と言われた広末涼子がゴシップもありなんとなく伸び悩んでいます。

年齢を考えると、すでに終わったという人も少なくありません。

一方で、ポスト吉永小百合はこの人しかいない!と言われているのが芦田愛菜です。

これはもう多くの人が納得と言っていいでしょう。

芦田愛菜のプロフィール

生年月日:2004年(平成16年)19歳

血液型:A型

2007年の3歳から芸能活動を始めています。

ドラマ・映画デビューとしては2009年の『ABC 家族レッスン ショートムービー2“だいぼーけんまま”』が最初になります。

子どもは誰でも可愛いというのが通り相場ですが、デビュー当時から可愛らしいルックスが評判でした。

もちろん、可愛いだけなら子役はみんなそうだったりするのですが、芦田愛菜の可愛さをさらに際立たせていたのが演技力の高さです。

“泣く・笑う・澄ます・怒る”といった表情が豊かで、映画やドラマでは、監督や演出家が求める役柄というものがあります。

子役ながらというか、幼稚園に行くか行かないかくらいの幼い子どもが、そういった役柄をしっかりと理解して演じていたことにビックリさせられます。

理解力があって頭の回転が早く、頭が良いことは大人になった現在においても変わりません。

子役時代の代表作は?

芦田愛菜の子役時代の代表作といっても、ドラマも映画も数多くあるのでこれが1番!というのはあくまでも主観です。

それでも、誰もが納得するような作品を選んでみます。(※順番はランキングではありません。)

①Mother(2010年 平成22年)

まずはテレビドラマのMotherです。

デビュー作は前年のショートムービーになるのですが、ドラマとしてはMotherが最初になります。

ストーリーは、芦田愛菜ファンであれば言わずもがななのですが、簡単に説明すると、母親からネグレクトを受ける少女の喜怒哀楽を表現豊かに演じています。

2010年の作品ですから、芦田愛菜が6歳のときの作品です。

子役の作品というと、“可愛い可愛い”だけで済ませるものが大半でしたが、当然子役が主人公ですから、可愛いだけでは成立しません。

題材も題材ですから、この作品に対応できる子役として選ばれた実力は推して知るべしでしょう。

実際に、3分弱で泣かせられます。

この演技力は本物であることは間違いなく、当時の誰もを唸らせたものでした。

当時から「歴代最強の子役」というように言われていました。

それ以降、その言葉を使う子役は出ていませんから、当時から今も芦田愛菜が歴代最強の子役といっていいでしょう。

それだけ、Motherの演技は衝撃的でした。

特にすごいと思ったのは体づくりですね。

どのようにしたのか、栄養が行き届かない役作りをしなくてはいけない場面。

きちんと言えば、栄養失調状態の設定です。

これは、メイクなのかどうなのか…自分の体格をしっかり役に合わせているように見えるんです。

まさか、CGとか特撮というわけではないでしょうから、これだけ見てもただ者ではありません。

しかもこれがドラマデビュー作ですよ。

デビュー作にして芦田愛菜の将来を予感させるドラマでした。

子役の演技に愛らしく微笑ましく思えるのは数多くありますが、普通に泣かせる演技ができるところに非凡な才能をかんじさせます。

天才という言葉を多用する気はありませんが、まさに天才子役という言葉は芦田愛菜のためにあるのでは、と思わせる演技でした。

当然ですが、この年の「第65回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」など、子役にして新人賞を総なめにしています。

子役で新人賞というのも異例中の異例だったそうですよ。

②さよならぼくたちのようちえん(2011年 平成23年)

こちらもテレビドラマです。

前年のMotherは“主役”ではありませんでした。

しかし、この“さよならぼくたちのようちえん”は、子役にして主役です。

これは、日本のテレビドラマ市場最年少で初主演という大抜擢になりました。

ドラマも当然良かったのですが、その前に登場したドラマの番宣です。

キャスターからの質問にしっかりとした受け答え。

このときも幼稚園児だったと思うのですが、わかりやすい質問だとはいえ、大人の言うことを理解して、しっかりと会話のキャッチボールができています。

台本でもあるの?と思わせるくらい、自分の考えをしっかりと言葉に乗せた表現力も立派です。

この番宣を見て思ったのは、こんなに喋ることのできる幼稚園の年長さんはどこにもいないと思えることです。

見た目は、まったくの幼稚園児なのですが、紡ぎ出す言葉は大人顔負け。

それでいて、嫌みがなく、子どもらしいまっすぐな口調がとても印象的でした。

とにかく、相手の目をしっかりと見て答えるところに好感が持てます。

というか、こんなに言葉遣いがしっかりしている年長さんを知りません。

ドラマももちろん大成功。

ただし、番組放送中に地震速報があり、画面が暗転するトラブル、同じシーンが2度流れるなどのトラプルがありました。

※制作元の日本テレビは謝罪後、後日改めて再放送されています。
※このドラマでは、東京ドラマアウォード2011 主演女優賞を受賞。

③阪急電車 片道15分の奇跡阪急電車(2012年 平成24年)

小説家・有川浩が原作です。

この映画では、主役ではなく数多い知名度のある役者さんの一人という位置づけですね。

題名にあるとおり阪急電車沿線にゆかりのある役者が名を連ねています。

芦田愛菜も兵庫県西宮市出身ですから出演資格としては十分です。

それ以降もコンビを組む、祖母役の宮本信子と息の合った演技をしています。

※メタモルフォーゼの縁側 2022年公開 この映画では祖母・孫役ではなく、“親友”という関係性です。

この映画の中の芦田愛菜は、特に演技力は必要とされず、それでいて普通の子ども(園児)を演じる必要がありました。

それがとても自然で、普通の子どもだったらこうだよな、と思わせる演技であり、普通を演じることの難しさを知っている通好みの演技と言えます。

※この映画ではブルーリボン賞新人賞を受賞しています。

ローカル色の強い映画で、上映した映画館の数(80スクリーン)も少ない中で、興行収入11.4億円を記録していますよ。

現在の芦田愛菜

現在19歳の大学1年生です。

大学名は公開されていません(といっても慶應義塾大学ですが…)。

それでも、進学校で有名な高校を卒業しており、一時は医師を目指すということで、医学部のある大学への進学が取りざたされていました。

子役を経て現在に至るまで学業優先で、ドラマや映画はポツポツといったところですが、それでもラインアップを見たら、誰もが知っているドラマ、話題性のある映画に出演していることがわかります。

大学を卒業したら、俳優業に専念するのか、はたまた違う道を歩むのか。

誰もが注目する芦田愛菜の将来から目が離せません。

いずれにしても、選択したものがベストであり、前途洋々な未来が待っているのは間違いないでしょう。