貴景勝の父親がご祝儀持ち出し!大関昇進披露パーティで何が起きた??
貴景勝の大関披露パーティが行われたのは6月16日。
会場となったのは、東京グランドプリンスホテル新高輪の「飛天の間」。
そのパーティのご祝儀を貴景勝の父親が持ち出ししたというのです
父親の祝儀持ち出し疑惑の真相は?
角番大関として名古屋場所を迎えた貴景勝。
先場所に内側側副靱帯を損傷した右膝の経過が悪く、
けいこ不足もあって早々と名古屋場所の休場を発表。
名古屋場所も中日を迎えたところで、貴景勝の大関陥落が確定したのです。
将来の日本人横綱の筆頭として期待のかかる貴景勝…まだ22歳です。
次の9月場所からは関脇からのスタートとなります。
2場所限りでの大関からの陥落となったのですが、
大関昇進時にご祝儀をめぐるイザコザが起きていたのが今回発覚したのです。
大関・貴景勝(22)の昇進披露宴で父親がご祝儀を全部持ち帰り、関係者唖然https://t.co/iEV6TX5G3N
— 臭いニュース (@kusai_news) July 9, 2019
事の真相はこうです。
今年の3月、大関に昇進した貴景勝の昇進披露宴が開かれたのが6月16日…。
会場となったのは東京グランドプリンスホテル新高輪の「飛天の間」でした。
「披露宴でカネに関する『珍事』がありましてね」
貴景勝が所属する千賀ノ浦部屋の関係者が明かします。
「珍事」というとおもしろおかしい話になるのですが、
貴景勝と部屋の関係を考えるとあまり笑えた話ではないようなのです。
貴景勝はもともと、貴乃花部屋に所属していて、
師匠の貴乃花の角界引退によって、部屋を移ったのは衆知の通りです。
関係者が続けます。
「当日、報道ベースでは2000人が集まったことになっているんですが、そのご祝儀を、貴景勝の父親がそのまま会場から持ち帰ってしまった。まるで“強奪”ではないかとの声もあがりました。披露宴の純粋な『売上げ』は4000万円以上あったはず。関係者は唖然としていました。前代未聞のことです。」
この関係者の言うとおりで通常だと、
昇進披露宴の収入は部屋持ちとされています。
そこから、部屋と力士に分配されるのが決まりです。
そのため、貴景勝個人の名前を冠した披露宴であっても貴景勝個人のものではないのです。
これは披露宴を部屋が主催し、
さらには相撲協会がバックアップしているためです。
なによりも力士を育てたのは部屋であり、
そのために投資してきたのです。
出自としては「外様」であっても、部屋持ちは当然のことなのです。
この外様というのがどうも今回はポイントになっています。
当の貴景勝の昨今の発言からも「千賀ノ浦部屋愛」が感じられません。
祝儀の取り分はどうなってる?
もっとも、ご祝儀の取り分は部屋や一門によってまちまちです。
「「部屋6力士4」あるいは折半といったケースもあるでしょう。」
相撲担当記者の談です。
いずれにせよ貴景勝の父親の行為は、
角界の常識から考えると逸脱しすぎている…あり得ないものだったのです。
肝心の貴景勝の父親である佐藤一哉氏に問い質しています。
「披露宴の収入は約4200万円。その場でホテルの使用料約1443万円を支払って、それ以外(差し引き約2700万円)は大関に『持って帰って』と言われたので僕が持ち帰り、翌日、大関の口座に入金しました。その後、部屋からパーティーに掛かった諸経費の請求書をもらい……」
と、経緯を説明しています。
ご祝儀を自ら持ち帰ったことについても親方から
「気持ちだけでいい」
と言われたからとも語っているのですが、
親方本人の言葉とも思えません(ひょっとしたら元貴乃花部屋出身という忖度があったのかも…)
金額が金額だけに「気持ちだけ」というのもかなり曖昧な表現で信憑性に欠けます。
佐藤一哉氏の言い分はさらにエスカレートし、
「部屋からもらった経費の請求書には怪しいところがあった。おかみさんがカネに汚いんです。大関も『おかみさんが親父のことをボロカス言って、それを信じてる部屋の奴がおるから気分が悪いんや。あいつらとは口きかない』と言っていました」
こうなると、貴景勝親子と千賀ノ浦部屋との確執が疑われるのですが…
千賀ノ浦部屋と貴景勝
元々は貴乃花を師匠として師事していた貴景勝です。
貴乃花部屋の消滅によって、
千賀ノ浦部屋に移籍した形となりました。
そのため、部屋に馴染まず元々貴乃花を崇拝している貴景勝ですから、
千賀ノ浦部屋をディスる言動があったのも事実でしょう。
さらに、名古屋場所は怪我をおして出場する気でいたのを、
師匠の千賀ノ浦親方が
「稽古もしていないし、このままではぶっつけ本番になる。相撲はそんなに甘くない。師匠として出させるわけにはいかない」
これはまっとうな意見です。
休場となれば大関陥落となってしまうのですが、
貴景勝もまだ22歳で次の場所で大関復帰の可能性も十分にあるのです。
師匠の言葉に刃向かうことはできない世界です。
それでも、不満を隠せない貴景勝。
https://www.instagram.com/p/Bzg0QX8A8Ex/
「貴景勝と千賀ノ浦親方の間にはまだ距離感がある」
「貴景勝は今でも元親方の貴乃花氏を崇拝していて、千賀ノ浦親方を本当の師匠と思えていないのではないか」
貴景勝を良く知る関係者の言葉です。
ネットの反応
「そもそも親がでしゃばってくるのがわからない…親と言えば師匠と女将さんでしょう」
「師匠だけじゃなくて女将さんまでディスってないか??」
「相撲が出来ているのは千賀ノ浦部屋あってこその事だということを本人も父親も解ってないのかね」
日本人力士の希望の星ですから、相撲に専念してほしいですね。
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