アイーンはやっぱり志村けん!手話でも通じるよ!
新型コロナウイルスに感染し、3月29日に肺炎で亡くなったコメディアンの志村けん。
「アイーンが志村さんを指す手話である」という情報がネット上で広がっています。
サインネームとして
いわゆる標準手話ではないものの、あだ名のような「サインネーム」として用いられているというのです。
その裏側にある聞こえない人たち、ろう者の志村さんへの思いを聞きました。
志村さんの訃報を受け、ネット上で広がったのは「手話ニュースで志村けんさんを表現する時にアイーンしててびっくりした」というツイート。
リツイート数がかなり増え拡散しています。
そのような放送があったのか…
手話ニュースを検証したJ-CASTニュースによると、3月30日にEテレで放送された「NHK手話ニュース」でキャスターがそうした仕草を取っていたのです。
https://youtu.be/-qaX8zoQldM
ただし、「アイーン 」が手話で志村さんを指す単語というわけではありません。
全日本ろうあ連盟の担当者は、BuzzFeed Newsの取材にこう指摘。
「標準手話としての単語ではありませんが、志村さんを代表する表現、『サインネーム』のように使われる方もいらっしゃいます」
標準手話とは
標準手話とは、日本手話研究所が定める公式単語。
一方でサインネームとは、特定の人物を指す「あだ名」のようなもの。
たとえば、佐藤さんであれば「砂糖」を表現してみたり、顔が赤い人のことを話すときに「ほっぺたに指を当てる」表現をしてみたりするようです。
著名人であれば加藤茶が「加トちゃんぺ」で、ビートたけしが「コマネチ」で表されることもあるということです。
なるほど、これはわかりやすいです。
しかし、相手がそうしたギャグを知っていなければ、サインネーム によるコミュニケーションは成り立ちません。
担当者は言います。
「このように苗字や固有名詞なども手話化するものがありますが、大切なのは、相手がその表現を知っているかという点です。そのため、地域や年代によってサインネームの表現も変わります。手話は生きた言語なんです」
さすがお笑い界の大御所ですね。
ネットの反応
「数々の追悼番組。ドリフ大爆笑やはり面白い!今風の人を騙したりするのと違って、食べ物を粗末にする面もありますが、カトちゃんとの掛け合いは、特に面白いです!」
「確かにヒゲダンスは動きだけだし、「最初はグー」も見ているだけで分かる。早口言葉も模造紙に書いてあったし。すごい番組だったんだなぁ。」
「海外のファンの方も言葉云々寄りも動作が面白かった。わかりやすかったと、答えておられた。多分そんな感じなのだろう。戦われたが、呆気なく逝ってしまわれたのが残念でならない。」
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