映画「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」は週末興収3億6500万円で初登場2位。どこまで勢いは続くか

「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」は週末興収3億6500万円で初登場2位スタート! アニメやゲームのファンを中心に動員し、同日公開「あぶない刑事」との熱い接戦を繰り広げる展開に! 観客からは絶賛や続編を待望する声もあり、最終興収は今後の特典展開も併せ15億円突破に期待できます。

とんでもない利益率

興行収入としては鬼滅の刃や名探偵コナンと比較すると落ちますが、同じくらいの興行収入のあぶない刑事と比べると圧倒的に制作費が安いといえるでしょう。

実写映画は制作費が高く、原作のあるアニメが邦画の中心となっていることは周知の事実です。

ウマ娘は史実に基づいてストーリーが形成されるという点で漫画原作のアニメ化と同じで原作ファンからの収入や話題性も確保されるという点でウマ娘は同じです。

一方で競走馬の戦績だけを忠実にすればよく、競馬ファンの間でストーリーの骨子はすでにできています。そして、馬が実際に何を考えているかはわからないので、ストーリーはいくらでも映画用に都合よく組み立てられる点で漫画原作よりも作りやすいです。「足が速いやつが最強」という小学生でも理解できる簡単で奥が深いスポーツであることも裾野を広げやすい要因でしょう。

また、権利関係の問題もすでにグローバルコンテンツとなった漫画は奪い合いが激しくコストが高くなっています。例えば、鬼滅の刃はテレビ局が権利を持てず権利を買い放送する側に回りました。

一方でサラブレッドをアニメ化する競合相手はいないことや、サイバーエージェント藤田オーナーが馬主として競馬界で着実に信頼を勝ち得ていることなどから権利関係の問題は金銭的な部分より、エンタメ産業と別世界にいるオーナーがOKを出すかどうかの問題です。

競馬、映画、ゲーム、アニメとマルチメディア展開するシステムを確立しながらコンテンツ制作にそれほどのコストがかからないことは最大の強みといえるでしょう。

ディープインパクトやオルフェーブル、イクイノックスなどウマ娘キャラ化されていない名馬もまだ多く、現在進行系で新たなストーリーが作られています。

今後は、競馬というグローバルコンテンツと世界で受け入れられている日本の漫画文化の融合を世界でも起こすことができれば、世界の名馬のウマ娘化といったさらに大きな展開も期待できます

ネットの声

転スラやFate stay nightの興行収入くらいになるのかな 「進撃の巨人」のWITや「まどマギ」のシャフトが参加していて作画は素晴らしいの一言。鬼滅の刃やFateみたいに日本アニメの一つの到達点に達してる作品なのでアニメ関係の仕事を考えてる人やアニメが純粋に好きな人はウマ娘の映画は特にオススメ

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