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THESECOND。松本人志の代役有田哲平が見せた賞レースのプロレス化の可能性。

THESECOND。松本人志の代役有田哲平が見せた賞レースのプロレス化の可能性。

昨年はアンバサダーとしてネタの論評を行っていた松本人志ですが、週刊誌の報道を受けて有田哲平がハイパーゼネラルマネジャーに就任。

「これまで審査員やアンバサダーは断ってきたが、ハイパーゼネラルマネジャーということでお引き受けしました」とコメントし笑わせました。

さらに有田は「2組とも、漫才のネタが何回も練習しているのに、それを知らないフリをしながらやっていく技術がいるじゃないですか?」とにっこり。博多大吉がすかさず「漫才をそんな言い方やめてください!」とツッコミを入れ、東野幸治が「ハイパー取り上げます」と続けるなど、松本人志不在の影響は感じさせませんでした。

有田哲平が示す賞レースのプロレス化の可能性

松本人志、有田哲平ともにコンビのボケでありながら、裏方として企画から立ち上げることができるクリエイターの側面も持つという意味で共通しています。

また、ともに格闘技好き。松本人志はボクシング、総合格闘技のようなガチバトルを好むのに対して、有田哲平はプロレス好きなのが違いです。

M-1も、もともとK-1から名付けているのでお笑いを競技化して勝敗をはっきりさせることを志していました。

一方でお笑いは最終的に好みで、はっきり勝敗をつけるというのは無理があります。

近年はどっちが勝ったか不毛な論争が起こったり、ガチバトルを煽りすぎることで笑いにくくなるという弊害も生じていました。

有田哲平の賞レースに対する視点はプロレス的で、これまでの賞レースとは違う面白さを醸し出しています。

ハイパーゼネラルマネジャーという大きな意味がありそうで逆に安っぽくなるネーミングセンスや、何回も練習しているのに、それを知らないフリしていることを楽しむという視点はプロレス的です。

勝敗をはっきりさせるのは、お笑いに対する基準がないと不可能で、松本人志のようなカリスマの存在がなければ不可能です。

今後、キングオブコントやM-1で誰が代役をやろうと、松本人志ほど勝敗に対して説得力があるコメントができる人はいないでしょう。

賞レースをやるからには勝敗を盛り上げる必要がある、一方でお笑いで勝敗を納得できる形にするのには無理があるのであれば、プロレスのようにエンタメに振り切り、不公平性な部分も盛り上げる材料にするという方向性にも可能性がありそうです。

メインのコメンテーターのセンスが変われば賞レースの見え方も変わってきますね。

ネットの声

 

ポスト松本人志の議論はそりゃ盛り上がるんだけど、同じ事務所内から挙がる名前よりも、別のやり方で外側から信頼を築いてきた50歳くらいの人たちの名前が分権的に挙がってる時に健全だな〜と思う。有田哲平、有吉弘行、バカリズムのやってきたことの凄さがみんなにもわかるように語られるタイミング。

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