
愛おしくなるほどマイナーな珍車たち…
クルマを乗る人なら誰もが知っているようなメジャーなクルマがある一方で、一部のマニアしか知らないようなクルマも存在します。
そこで、かつて販売されたマイナーすぎるクルマを3車種をピックアップ。
ダイハツ「シャルマン」
いまから50年ほど前にダイハツとトヨタは業務提携契約を締結し、現在も相互に新型車開発で協力しあっています。
2016年にはトヨタがダイハツを完全小会社化し、直近ではコンパクトSUVのダイハツ「ロッキー」をトヨタにOEM供給して、トヨタ「ライズ」として販売。
純正だろうが競技仕様だろうが誰にも触れられない…
— 狼煙 (@RAIJUN1214_1114) April 19, 2020
それがダイハツ シャルマンだっ!!! pic.twitter.com/RMFKIURqJp
好調なセールスを記録しています。
一方で、トヨタからダイハツへOEM供給されるケースもあります。
代表例が、1974年に発売されたダイハツ「シャルマン」です。
初代シャルマンは、シャシとボディパネルの一部を2代目「カローラ セダン」から流用。
フロントとリアは専用にデザインされていました。
エンジンは1.2リッターと1.4リッターの直列4気筒OHVで、組み合わされるトランスミッションは5速MT、4速MT、2速ATが設定され、これらもカローラと同じものです。
三菱「ピスタチオ」
1999年に発売されたコンパクトカー、三菱「ピスタチオ」。
こちらはわずか50台の限定販売でした。
しかも、積極的に環境保全に取り組んでいる自治体や、公益企業などの法人で使われることが前提で販売されたのです。
三菱・ピスタチオ 白ナンバーのミニカ。1.1L直噴GDIエンジンに5MTを搭載し、ASGという当時珍しかったアイドリングストップを搭載。官公庁向けに50台量産された環境対応の実験車。実燃費は17km/L位とか。見かけたら拝む位貴重pic.twitter.com/NxcQInCh0O
— 偏見で車を語るbot (@henken_car) March 1, 2019
ピスタチオに搭載されたパワーユニットは、当時、世界最小となる直列4気筒1.1リッターの直噴エンジンで、トランスミッションは5速MTのみでしが。
アイドリングストップシステムの採用によって燃費は30km/L(10・15モード)を達成しています。
この30km/Lという燃費は、純粋なガソリンエンジン車で世界初となる快挙でしたが、大量生産されることなく50台のみで販売を終了。
限定販売としたのは低燃費技術のスタディモデルだったからと言われています。
現存数は不明ですが、中古車市場でも、まずお目にかかれない超希少車。
日産「MUJIカー1000」
良品計画が運営する「無印良品」は、生活雑貨から食料品、衣類など幅広い商品を扱っている販売店。
2001年に日産と良品計画との共同開発車を販売したことがあります。
車名は「MUJIカー1000」で、2代目「マーチ」の3ドア・1リッターエンジン車をベースに1000台の限定商品です。
当時、無印良品のホームページを通じて予約受け付けするという販売方法がとられました。
MUJIカー1000
— ニムニム・トロロローム(35) (@yamatei_ns) July 18, 2015
良品計画がK11マーチをベースに作った車、外装、オプションは徹底的に取り払われているからかお値段98万円。がABSやディスクブレーキ等ついていて快適。ボロいマーチに見えるのが難点か
#幻のロードカーについて語る pic.twitter.com/ob3ehRx549
納車や点検整備などは日産ディーラーでうけることができ、維持についてユーザーが困らないように配慮されていたのです。
仕様については、マーブルホワイトの専用ボディカラーに、塗装されていない素地のバンパー、専用デザインのラジエーターグリル、同テールランプ、ブラックの電動格納式ドアミラーなど…。
無印良品ならではの余計な加飾を排除したシンプルな商品をイメージさせるデザインを採用していました。
価格は93万円(消費税含まず)と安価で、オーディオやエアコン、両席エアバッグなど必要最低限の装備は搭載されていたのも特徴的です。
珍車好きにはたまらない
現在、旧車といわれるクルマの価格が高騰しています。
とくに1980年代から1990年代のクルマのなかには、新車価格を上まわる価格で取引されているものもあるくらいです。
しかし、現存数が少ないという理由だけでは価格が高騰しないモデルもあり、とにかく人とは違うクルマが欲しいならば、レアな中古車が意外と安く手に入れられるかもしれません。
レアな分、維持には苦労しそうですね。







