欽ちゃんの仮装大賞ってどこまでやるの!視聴率下落!つまらない!?
2月1日に放送された「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞」(日本テレビ)の視聴率は9・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)でした。
実はこれ、昨年とまったく同じ数字なのです。
2年連続の2桁割れ…。
今年で97回目を数えた仮装大賞ですが、このままで100回目まで放送されるのでしょうか。
欽ちゃんの今年もやるの?
放送当日の読売新聞は、ラテ欄でこう解説しています。
《「また今年もやるの?」なんて思ってはいけない。上位に食い込んだ仮想は目が釘付けになるレベルの高さだ。とくとご覧あれ。(中略)「国民の学芸会」「歌舞伎に通じる“見立て”」――。過去の当欄はそう表現してきたが、確かにこれは、日本の「文化」かも。「仮装大賞」ある限り、参加者のアイデアは尽きない。さあ、100回目が見えてきた。》
日本の「文化」とは言いも言ったりですが、残念ながら、視聴者はそれほど多くはありませんでした。
欽ちゃんのやる気もなくなった?
放送前にそれを予言するかのように語っていたのは、欽ちゃんでした。
1月13日、司会の萩本と香取慎吾(41)が揃って行われた取材会。
現在、年1回のペースで放送される「仮装大賞」、このまま行けば3年後に100回目を迎えることを尋ねられ…。
香取:欽ちゃんと迎えられたらいいな。
萩本:正直言ってね、100回目は迎えられないと思う。(収録後に)ああ、ダメだあと思ったの。今回、収録終わってから生きている感じがしなかった。階段も上がれないぐらい。長い間ありがとうございました……。
自身の体の衰えに持って行き、香取がAIネタに振って笑いにしていましたが、お年ですから体が辛いというのも本当なのでしょう。
欽ちゃんのプロフェッショナル観てたらこの話思い出して。
欽ちゃんが仮装大賞任せられるのは慎吾しかいないって話。#欽ちゃん #萩本欽一 #香取慎吾 #プロフェッショナル #プロフェッショナル仕事の流儀 #おじゃMAP pic.twitter.com/TJxQDcsYS1— やよい (@131crazy405) March 10, 2020
40年以上続けてきた番組ですから、100回はやりたいはずですが…。
ただ、番組自体が持たないと感じている可能性もあるようですよ。
2019で40周年
「仮装大賞」が初めて放送されたのは1979年の大晦日、NHK紅白歌合戦の裏番組でした。
正式なタイトルは「欽ちゃんの紅白歌合戦をぶっ飛ばせ! 第1回全日本仮装大賞~なんかやら仮そう! ~」で、新宿コマ劇場(現・TOHOシネマズ新宿など)からの生中継だったのです。
以来、第4回で視聴率は20%超に。最盛期には、正月、春、秋と年3回放送されて高視聴率を上げ、海外でも予選会を行ったほど。
ちなみに、近年の視聴率は…
- 14年2月11日:13・1%
- 15年1月12日:14・0%
- 16年2月13日:12・8%
- 17年1月21日:10・6%
- 18年2月3日:13・1%
- 19年2月2日:9・0%
- 20年2月1日:9・0%
ここ2年は確かに数字を落としているのですが…。
ネットの反応
「昔は本当に凄い人が居て、技術賞にふさわしい人、ファンタジー賞にふさわしい人がいたけど、最近は面白くない。」
「香取慎吾が後継者的な役割だが、萩本欽一が引退したら終了な感じもする。」
「学芸会みたいな作品が多くなってから見なくなったなぁ」
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