
なんとインドにてヘルメットを被って仕事をする公務員の姿が。
いったいどうしてこんなことに?!
その驚くべき理由がこちら。
この夏、インドのSNSでは1本の動画が拡散して大きな話題となりました。
その動画はインドのビハール州にあるビルで撮影されたもので、
オフィス内にも関わらず従業員全員がヘルメットを被りながらデスクワークを行う異様な光景が映っているのです。
これはかなり異様な状況ですよね...。
仕事がかなりしにくそうな感じがします。
この状況に対してネットでは、
「常にヘルメットを被っていたいバイク好きの集まりか!?」
「ヘルメットを被り続ければ幸せになれると信じてる変な宗教団体の信者たちか!?」
「新商品をテストしながら働くヘルメット会社の社員たちか!?」
との声が。確かに一瞬バイク好きの集まりにも見えてしまいますねww
しかし彼らがヘルメットを被るのには深刻な理由があったのです。
ヘルメットを被る衝撃的な理由とは?!
なんとヘルメットを被る理由は「古くなったビルの天井から石膏がボロボロ落ちてくるからヘルメットを被ってないと頭を怪我しちゃう」からだそう。
確かに天井は画像の通り危険な状態。
だったらオフィスを移転すれば?との声もあると思いますが、
話はそんなに簡単じゃないのです。
このビルを所有しているのは地元の政府で、ここで働いている人たちは政府に雇われている公務員。
ヘルメット着用で働いてる男性らは不満が漏れます。
「今から2年前に政府の建築物担当者からは、ビルの状態が危険だと言われたのですが、
移転先を用意してくれるわけでもなく、いまだに使用しています。
雨の降る日は最悪です。雨漏りが酷くてパソコンや書類が駄目になってしまいそうです。
この問題は、何度も政府に訴えているのですが、何も進展がありません」
これでは仕事ができないですよね...。
天井がいつ崩れるかわからないなんて最悪な仕事環境といわざるを得ません。
その仕事環境の動画がこちら。
これはひどすぎますね。また従業員はこのように語っております。
「このビルは本当に古くて、天井も壁も状態は最悪です。
でも、仕事を休むわけにも行かないので、私たちはヘルメットを被って仕事することに決めました。
実際、天井がはがれ落ちてきた石膏で、多くの従業員が仕事中に怪我をしています」
常に落石注意なオフィスでヘルメットを被りながら仕事をするなんてストレスがすごいでしょうね。
今回、動画が拡散したことで全く対策を行わなかった地元政府には批判が殺到。
その結果「可能な限り早急にオフィスを移転させる」との回答が。
けが人が出る前に早く何とかして欲しいですね…。