若者から大人気!!畑中葉子の「カナダからの手紙」がSpotifyで150万回再生超え
畑中葉子と聞くと「カナダからの手紙」それと「後から前から」でしょうか。
いずれにしても50代の人にとっては懐かしい名前です。
そんな畑中葉子が話題になっているのです。
なんと「カナダからの手紙」がSpotifyで150万回再生超えというのですから驚き。
1978年に「カナダからの手紙」でデビュー
「カナダからの手紙」は平尾昌晃とのデュエット曲です。
平尾昌晃と言えば、これまた古くロカビリーの帝王として名を馳せました。
すでに70年代当時は作曲家として確固たる地位を築いていました。
この「カナダからの手紙」が大ヒット。
カナダからの手紙?? 平尾昌晃&畑中葉子 pic.twitter.com/qoSlLqUm7E
— ??ヒロぴー????4649?? (@koxypssETWOfAnD) May 4, 2022
紅白歌合戦にも出場しています。
現在と違って、当時は“紅白”に出ると箔が付く時代です。
しかし、畑中葉子は違いました。
日活ロマンポルノに出演!?
1980年に『にっかつロマンポルノ』で女優デビュー。
歌手としての限界を感じたのでしょうか。
平尾昌晃とのデュエット曲は「カナダからの手紙」のみで、次の曲からは独り立ちをしますが、売れ行きは芳しくなかったようです。
それでも、歌手だけにしがみつくことなく、新境地を開拓するのが畑中葉子のすごいところだったのです。
ロマンポルノ映画の主題歌となったセクシーな歌謡曲「後から前から」も大ヒットしました。
話題性は十分でしたね。
もちろん、抜群の歌唱力あってこそなのですが、それ以上にデビュー曲が大ヒットして2年も経たない間にポルノデビューですから、人々に与えた衝撃はものすごいものがありました。
現在でも、思い切った生き方に思えますから、当時のすごさが思い知れます。
2022年に新曲をリリース
それでも、ロマンポルノ出演以来、畑中葉子は消えたように見えます。
テレビへの露出が少なくなると“売れなくなった”“消えた”“引退した”と思うのは日本人の悪いクセかもしれません。
どっこい、畑中葉子は地道に歌手活動を続けていました。
そして、Spotifyにおいて「カナダからの手紙」が150万回再生超えの大ヒット。
— 畑中葉子 (@hatanaka_yoko) November 13, 2022
この勢いから2022年に37年ぶりの新曲「夜雲影(やうんえい)」を配信リリース。
11/13(日)高知放送『佳山明生のナイスキャッチミュージック』
放送時間 午前5:15~午前5:4511/13(日)山梨放送『佳山明生のナイスキャッチミュージック』
放送時間 午前5:30~午前6:00新曲「夜雲影」を引っ提げて出演いたします??
是非、お聴きくださいね?? pic.twitter.com/PkcgYtC50q— 畑中葉子 (@hatanaka_yoko) November 12, 2022
デュエット曲は数有りますが、70年代以前で100万回再生を超えるのは「銀座の恋の物語」と「カナダからの手紙」だけなのだそうです。
“銀恋”接待でおじさんがむりやり若い女の子をつかまえてデュエットするイメージです。
それに比べて、「カナダからの手紙」は若い男女が気軽に歌える曲なのでしょう。
↑ソロで歌っています。こちらも味わい深い!!
実際に聴いてみると現代に通じるものがありますし、なんといってもそこはかとない哀愁があるのです。
ポップな曲調との対比も素晴らしいものがありますね。
それにしても、時代を超えてヒットするのですから、今の若者も捨てたものではないというか、やはりそれほどの名曲だったということでしょう。
11/12(土)?12/31(土)まで開催されるブックファースト新宿店『名著百選 ~今年出会った名著~』に今年も畑中葉子の推薦書・推薦文が展示されています。
場所:ブックファースト新宿店Aゾーン特設コーナー
新宿にお越しの際は是非お立ち寄りくださいね? pic.twitter.com/Ie034eS1bg
— 畑中葉子 (@hatanaka_yoko) November 13, 2022
ネットの声
「こういう生々しい愛を描いた昭和歌謡…大好きです…」
「平尾昌晃とのデュエットでは、男声が上のパートを、女声が下のパートを歌い、2人がミドルレンジでハモるのが耳に心地いいんですよ。」
「畑中さんの歌唱力は抜群で,平尾先生も乗り乗り。当時としてはナウいデユェット曲で,大ブレーク。
久々に聴いたが,体が勝手にステップ踏んだ。」
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