
悪役レスラーでおなじみのアジャコングさん。
そんな彼女に抱っこされた男の子が、20年後なんとプロレスラーに!
そして、アジャコングと再会した写真が今ネットで話題となっています。

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悪役レスラーで有名なアジャコング
本名:宍戸江利花
身長:165㎝
体重:108㎏
生年月日:1970年9月25日
出身地:東京都立川市
所属:WAHAHA本舗
90年代前半、女子プロレスはアイドルレスラーが軸になり、大ブームの時代がありました。
今ではテレビ放送されることが殆どなくなりましたが、昔はなんとゴールデンタイムに試合が放送されていたそう。
そんなアイドルレスラーに対比するのが悪役レスラーの方々。
その中で特に「アジャコングさん」の活躍が話題でした。100kgを超える体重から繰り広げられるパワフルなファイトでファンを魅了。
独特のメイクで大柄のアジャコングさんですが、どことなく憎めないキャラのレスラー。
アジャコングのメイクがバレエティーでも話題に!
以前フジテレビ『水曜日のダウンタウン』の中でアジャコングさんのメイクを何も見ないで書けるのかを調査していました。
このようにプロレスをしているときにはインパクトがあるのですが、実際に書けと言われると少々困りますね。
特に青のラインの場所なんて正確に覚えている人いるのでしょうか・・・
それは親交が深かったプロレスの大先輩ブル中野さんであってもこの有様。
先輩相手に一斗缶で頭を叩くという暴挙www
実際はとてもやさしく”こっ”くらいでした。
www
ブル中野さん少し嬉しそうですねwww
現役の時だったらこんななぬるい攻撃じゃありませんでしたけど。
結局番組の中では正解者0でした。
トレードマークなんですけど、やっぱりそこまで見ている人は少ないですよね。
アジャコングの20年後の写真が感動
さて今は映画やバラエティ番組にも出演しているアジャコングさん、マルチな才能を持つタレントともいわれています。
そんな彼女が映る写真が今話題となっております。
そのお写真がこちら。
これは20年前に撮影されたもの。小さい男の子を抱っこしているアジャコング。なんだかすごく母性的に見えますね。
なぜこの写真が話題になっているかというと、この抱っこされているかわいい男の子。
この子がなんとプロレスラーになったからなんです!
そして20年たった今、この男の子とアジャコングが再会しました!

20年後の再会
20年の時を経て、プロレスラーになった男の子。
彼はプロレスラーの勝俣舜馬さん。
身長:167㎝
体重:70㎏
生年月日:1992年12月9日
なんと偶然にも試合会場でアジャコングと再会したそう。
こちらが20年後のスーパーアリーナでの写真です。アジャコングさん、40代になってもパワーが凄いですね。
20年前にアジャコングに抱っこされた男の子。
成人になった勝俣さんですが、まるで小さな子供のように嬉しそうな笑顔ですね。
お2人は直接対決をしたわけではありませんが、同じ会場でレスラーとして出会うのはまさに運命ですよね。
そしてこの試合では勝俣さんはなんとチャンピオンに輝き、アジャコングさんはとても感激したそうです。
勝俣さんのTwitterに対してもアジャコングさんは感激のリプライ。
さいたまスーパーアリーナで、約20年ぶりにアジャコング選手に抱っこしてもらいました!!!
自分がレスラーになってまさか抱っこしてもらうとは思ってもいませんでした!!
本当にありがとうございました! pic.twitter.com/Y2T5HHa8hd
— 勝俣瞬馬 (@k_shunma_ddt) March 23, 2017
https://twitter.com/ajakonguraken/status/844769610918342657?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=https%3A%2F%2Fcurazy.com%2Farchives%2F170853
https://twitter.com/ajakonguraken/status/844769610918342657

20年前に抱っこした子が、同じ会場で試合してて、更にチャンピオンになるなんて、まるで映画のようで感動しちゃいますよね。
悪役レスラーで有名なアジャコングさんですが、こんな一面があったのにはびっくりです!
年齢差はありますが、今度は是非2人の対決も見てみたいですよね笑
続いてアジャコングさんの出生などについても言及していきたいと思います。
なかなか壮絶な半生を送っています。
アジャコング出生、そして父との別れ
アジャコングさんは料理店を営んでいた母、そして米軍基地に駐在していた軍人の父との間に生まれました。
アジャコングさんを身籠った時に、二人は入籍していなかったたため母の両親からは別れるように強く言われていました。
そのため母は両親とは絶縁する形で出産を決意。
ちなみにアジャコングさんは父が190㎝の長身だったことから幼少期から体が大きく、幼稚園で年少組の時に年中組に入れられていたそうですwww
先生、そして母ですらそれに半年間も気づいていなかったらしいです。
母親は当時珍しかったハーフという偏見に負けないようにアジャコングさんには厳しく躾けていました。
一方の父はいつも優しかったそうです。
本名の『江利花』も日本語があまり読めない父が一生懸命辞書で調べた漢字を当ててくれたものでした。
そんな深い愛情を受けたアジャコングさんですが、5歳の時になんと父が米軍からの帰国命令で本国アメリカへと戻ってしまいます。
小学校時代のいじめ体験
やはりハーフということで小学校入学頃から次第に自分と周りとの違いに違和感を覚えていました。
本人も当時のことを次のように振り返っています。
小学校に入ったときですかね。入学式の日にクラスの担任から「前に来なさい」と呼ばれて「肌や髪の色が違ったりしますが、お父さんが外国人なだけでみんなと同じ日本人ですから仲良くしましょう」って説明して。そのときに「あ、自分はみんなと違うんだ」って思いました。先生としては何かトラブルになる前に言っておこうということだったと思うんですね。
父がいなくなってしばらく立川市に住んでいたアジャコングさん。
東京の立川、福生は米軍基地が近くにあるためハーフに対しての理解もあり、普通に学校で生活できていたそうです
しかし、小学校5年生の時、立川と福生のちょうど間の町昭島市に転向した際に壮絶ないじめにあうようになってしまいました。
けんかをしては相手にけがをさせて母と一緒に相手の家まで謝りに行ったり、
ただしその時は母は決まって相手にも非があることを主張していました。
そんなことが積み重なってしだいにいじめはエスカレートしていき、
給食に砂を入れられたり、天然パーマの髪にがガムテープを巻きつけられテープがとれないので髪をばっさり切るはめになったり・・・
そのような毎日に耐えられなくなったアジャコングさんは母に
『どうして自分なんかを産んだんだ、頼んでないのに!』
と言ってしまいました。
すると、母は・・・
「あんたに頼まれて産んだわけじゃない。私の勝手で産みたいから産んだんだよ!そんな事言うんだったら、あんたを殺して私も死ぬ。それでいいんでしょ?」
この言葉アジャコングさんは親と縁を切って周りの偏見に苦しめられたり、
一番我慢しているのは母親なんだ、そんな母に申し訳ないと思ったそうです。
それ以降アジャコングさんはどんないじめにあっても母を責めることはなくなったそうです。
そして逆にいじめっ子たちを打ち負かしてやるという原動力につなげたそうです。
後にこの力はプロレスラーのデビューに向けられることとなります。
母の愛は偉大だと改めて感じるエピソードです。
ただ残念ながらお母様は後に病気で亡くなることとなります。
アジャコング父との再会
後にプロレスラーとしてデビュー。そして母親の死から15年後。
どうしても父に母が亡くなったことを伝えたいと思い、探偵事務所に依頼します。
父が所属していた立川基地も昭和52年に返還されたため消息を追う手がかりがなかなかつかめないかもしれない状況でした。
しかし、一か月後父の消息をつかむことができました。
ただ、30年ぶりに父に会ってもどうすればよいかわからないアジャコングさんは手紙を書くことにし、それをアメリカへと送りました。
すると、数日後、手紙の返信が届いたのです。
その手紙には6年前に父が亡くなったこと、
そしてぜひ会いたいという旨が異母兄弟により書かれていました。
アジャコングさんはアメリカのバミューダ諸島に向かい、異母兄弟に会いに行きました。
そこで異母兄弟が姉だという事実を知らされます。
これはつまり、父は日本に来る前に家庭をもっていて日本に来た時アジャコングさんの母と不倫をしていたということです。
アジャコングさんは異母兄弟は妹だと思っていたので非常に驚きました。
それと、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
ただ、アメリカに帰国した後の父はずっとアジャコングさんのことを気にかけており、毎年アメリカの家族といっしょにアジャコングさんの誕生日を開催していたそうです。
亡くなる間際までアジャコングさんには謝りたいということを家族に口にしていたそうです。
アジャコングさんの現在の活動
アジャコングさんは現在でも現役のプロレスラーとして活動されています。
40代も後半ですから体力的に厳しそうですけど・・・
その一方でワハハ本舗という事務所に所属し、女優としても活動されています。
こちら”老獄”ではなんと主演女優として活動もされています。
看護婦役でしかもこの映画ラブストリーだとか。
ただ、アジャコングさん演技に集中しすぎて演技中に女になってしまっていたと少々自分では反省しているんだとか。
確かにこれは完全に乙女になっていますね。
全然イメージにありませんでしたが、可愛らしい一面もあるんですね。
まとめ
20年後のプロレスラーとの再会というほんわかエピソードから小学校時代のいじめという壮絶な経験まで。
アジャコングさんを調べてみるといろんな部分を見ることができました。
最愛の両親が天国から見守っていてくれることが今のプロレスラーアジャコングさんの力、
そしてタレントとしての明るいキャラクターを作り上げているのではないでしょうか。
バラエティー、舞台、なんといってもプロレスでこれからも活躍していってほしいなと思います!
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