ついに自称ダリの娘に決着!気になる結果は?!
天才との呼び声も高いシュルレアリスムの代表的画家であるサルバドール・ダリ。
このたびその娘という女性が現れて話題となりましたが、結果はどうなったのでしょうか?!
ダリの娘と名乗る女性の真実
今回世間をにぎわせていたのはスぺイン人のタロット占い師、ピラル・アベルさん。
ダリに似ているといえば何となく似ているような気もします・・・。
あのサルバドール・ダリの子孫であり、DNA鑑定で全てがわかると豪語していましたが、その結果、女性とダリのDNAは一致せず、デマであったことがわかりました。
「女性とダリとの間に親子関係はない」
「当然の結果だ。ばかげた論争に終止符を打つことができ喜んでいる」
ダリの財団はこのようにコメントされています。
海外には我先というように出てきますし、ダリの子孫であるという声は後を絶たないそうです。
遺産として巨額の金額があるだけに、一攫千金を夢見る人はたくさんいるでしょうが、この辺はしっかりしてほしいところです・・・。
サルバドール・ダリとは
ダリはスペイン出身の画家で、6歳の頃から絵に親しんでいました。
パブロ・ピカソの友人だったラモン・ピショットという画家にその才能を認められたダリは、美術学校に入学し1925年に始めて個展を開き、その4年後に妻であるガラ・エリュアールと出会います。
妻を愛したダリは
「ガラ以外は、全て敵である。」
「私の全ての絵画はガラの血で描かれた。」
と言われるほど、多くの作品に影響を及ぼしており、中にはガラをモデルにした作品もあります。
逆に、妻がなくなった時は「自分の人生の舵を失った」と落ち込み、その翌年から作品を描かなくなってしまいました。
作風はシュルレアリスムで、現実にあるようで決してあることのないような非現実感を漂わせる作風のことを言います。
ここで、いくつか作品を見てみましょう。
ダリと言えばまずこの「記憶の固執」を思い浮かべるのではないでしょうか?真ん中にあるのは「大自慰者(ダリの作品)」が元で、ダリ自身であると言われています。
さらに、常に動き続ける時計(時間)がぐにゃりと曲がっており、通常ではありえないような空間が広がっています。
絵によるメッセージは見る人それぞれで異なりますが、私は時間もダリ自身もぐにゃぐにゃであることから「夢の中」をイメージしてるのかなと感じました。
こちらは「記憶の固執の崩壊」という、記憶の固執の後に作られた作品です。
当時ダリが関心を持っていた量子力学が絵に描かれているそうで、右部分に描かれている魚はダリ自身だそうです。
メッセージがさっぱりわかりませんが、現実にありそうでありえないという絵のインパクトがとても記憶に残りますね。
ネットの反応
・そりゃあそうだわ
・あんた結局ダリ(誰)なの?
・あーそういうネタなのか理解した
・申告してきた人間が占い師なのワロタw
・わざわざ墓を掘り起こしてDNAチェックかけたのにこういう結末かよー
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