バンジージャンプで”no jump”と”now jump”を聴き間違え、死亡事故
旅先で英語を聴き間違えて失敗した・・・なんてことありますよね。
それが、バンジージャンプをした少女が、ある重要な忠告を聴き間違えて死亡してしまうという事故がありました。
オランダ人の17歳少女がバンジージャンプで死亡
旅先でバンジージャンプをして死亡してしまったのは、オランダ人のVera Mol(ヴェラ・モル)さん(17)。
彼女は、旅行でスペインを訪れており、北スペインにあるCabezon de la Salというところにある橋でバンジージャンプを体験していました。
なぜ死亡してしまったのかというと、バンジージャンプのインストラクターが発した一言を聴き間違えてしまったからなんです。
その聴き間違えてしまったという英語がコチラ。
〇 ”No jump”(ジャンプはしないで)
× ”Now jump”(今ジャンプして)
なんと、この一言を聴き間違えてしまったせいで、まだ命綱のロープを固定させていないのにヴェラさんはバンジージャンプをしてしまったのです。
日本語では全く違う表現になるので聴き間違えることはないでしょうが、確かに”No”と”Now”は英語の響き的にも非常に似ています。
この場合、「インストラクターの発音が悪かったのか?」それとも「ヴェラさんお聴き取り能力が悪かったのか?」どちらなのでしょうか。
インストラクターの英語力はかなり悪かった
海外の報道メディアによると、ヴェラさんのインストラクターを担当した2人のスペイン人は、かなりひどい英語力だったようです。
裁判では判事が”No jump”という発音をさせたところ、かなりひどい発音で、17歳の少女が聴き間違えてもおかしくないという判決に。
さらに、「ジャンプしないで」と伝えるなら、勘違いさせないように”No jump”ではなく“Don’t jump”という表現を使うべきだった、と。
これはひどいですよね・・・ただ、英語がそこまでひどいということは、そもそも”Don’t jump”という表現も思いつかなかったんでしょうね・・・。
折角バンジージャンプを楽しみにきたのに、たった17歳の少女がこんな間違いで死亡してしまうとは、本当に悲しすぎます・・・。
バンジー会社も不備だらけだった・・・
ひどいのは英語力だけでなく、そもそもこの橋でバンジージャンプをしていいという許可が国から降りていなかったというんです。
さらに、バンジージャンプをするにあたって、通常必ず年齢確認や誓約書が必要になりますが、なんとヴェラさんの年齢確認をしていなかったそう。
裁判の際に、「ヴェラさんの年齢はいくつか?」という問いに答えられず、ID確認をしていなかったことが発覚。
そもそも18歳未満の少女にバンジージャンプをさえたというのもひどい話です。
この事件を知り、ネット上では
・stopと言えよ
・うわあ悲しい
・インストラクターの方が明らかに悪い。jumpなんて単語使わずに待ってもらうこと出来るだろ
・飛んでいい状態の前に飛べるようにしちゃいかんでしょ
・普通強調の意味こめてdon’t使うよね
・不備がありすぎる。かわいそう・・・
海外ではバンジージャンプやスカイダイビングなど、楽しい一方命の危険を伴うアクティビティはたくさんあるので、聴き間違いで事故・・・なんてことは避けたいですね。
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