
音楽教室の大手ヤマハが、ひょんなことから音楽の著作権の機関であるJASRACに訴えられる事態になりました。
呆れてしまう裁判内容とは…。

今回の訴訟内容
ヤマハがJASRACに訴えられた理由はずばり、音楽教室で人気曲を流したことで著作権に引っかかるとみなしたから。
音楽教室で曲を流すのは当たり前であり、ヤマハの受講生にとっても当然ですよね。
これを言われたヤマハは「教室での演奏には著作権は及ばない」として裁判を起こしました。
一方JASRACは「人気曲を使い、魅力を生徒が味わっている以上、聞かせることが目的」であるから料金を支払うべきであると考え、来年1月の徴収を開始予定として動いています。
JASRACが一方通行に悪いような気もしますね・・・。

ネットの反応
・JASRACは、裾野を広げる発想が無い
・これって小学校や中学校ましてや幼稚園や保育園でも徴収するのか?
・他の業界なら教育目的なら免除なのにな
・これは教育を受ける権利に関わる問題だから国民投票でもするべきだと思うよ
・教室なんだから聴かせるじゃなく教えるが主題だと思うの
・守っているのは自分達の給料ですね
JASRAC側悪いの一択でした。
実は危ない?!身近に潜む著作権
SNSで簡単に情報発信できる時代だからこそ、私たちが知らぬ間に著作権を侵害してしまう可能性があります。
ここでは身近に潜む著作権を3つご紹介。
ブログにマンガをアップした…
結論は、「引用」しない限り著作権侵害!ただし、私的利用に関しては合法です。
注意するべきなのは、キャラクターだけではなくストーリーやセリフにも著作権はあるので、知らぬ間に使う可能性があることです。
キャラクターの似顔絵を描くのも違法なので、注意が必要です。

違法サイトのURLを集めたリンクページ
こちら、2016年6月現在では日本で違法とはしておりませんが、外国ではすでに厳しい取締りが始まっています。
日本もこの流れに倣い、2017年度中に規制できるよう著作権を改正する動きがあるようです。
自分が気づかずにお勧めしたサイトが違法サイトである可能性もなくはないので、注意が必要です。
「パロディ」の作成
著作物の特徴的部分を引用して別の内容を表現し、既存の著作物などを風刺、批評する行為をパロディといいます。
一般人には関係ないと思われがちですが、今やスマートフォンのアプリで簡単に画像が加工できるので、気に留めていてもよいかもしれません。
自らの発言や行動に気をつけてWEBを楽しみましょう!