【悲報】住みたい街ランキングが激変。日本国民の現実思考が露呈
毎年発表されている「住みたい街(駅)」ランキング!
なんと今年発表されたランキングでは、今までと全く違う街がランクイン。
一体どの街が上位にランクインされたのでしょうか。
最新の住みたい街(駅)ランキングを発表!
大手不動産情報サイトのHOME’Sがユーザーを対象に、2017年版【買って住みたい街ランキング】首都圏版を発表しました。
その上位にランクインしてきたのが、過去にランクインしていた人気の街ではなく、今まで「庶民的」とされていた街ばかり。
一体どの街が今年は上位にランクインしてきたのでしょうか?
気になる首都圏ランキングはこちら!
2017年 買って住みたい街ランキング
1位 船橋
2位 目黒
3位 浦和
1位はなんと船橋!
買って住みたい街ランキングで、都心近郊以外の駅がトップになるのは今回が初めてのこと。
通常、上位にランクインしてくる街は、地域イメージが良い街や、タワーマンションがあって再開発が進んでいる街など。
ちなみに、2016年のランキングでは1位は吉祥寺でした。
吉祥寺と言えば、常に住みたい街ランキング上位に入ってくる駅で、2015年から2年連続で1位にランクイン。
理由として挙げられていたのは、
・なんでも物がそろい、交通の便もいい。
・にぎやかで元気な街なのに、自然が多い。
・若い人にもお年寄りにも楽しい街
・いつも上位にランクインしていて人気の街だから
そんな吉祥寺ですが、2017年のランキングで公開されている上位20位内にはランクインせず、なんと圏外に!
さらに2016年の2位「横浜」は2017年には15位と一気にランクダウン。
3位だった「恵比寿」も吉祥寺と同じくランク外に!
ランクインしてきた街のほとんどが、東京都内ではなく、埼玉・千葉・神奈川といった東京周辺の関東圏という結果になりました。
人気の街ランキングが激変した背景とは!?
では、どうして2017年になって急に人気の街ランキングがガラっと変わってしまったのでしょうか?
実は、アンケート調査を行なっているHOME’S総研では、アンケート集計方法を2017年から変えているんです。
2016年までは、首都圏の居住者を対象にインターネット調査を行ない、街の人気投票をする形でランキングを決定していました。
それが、2017年からは、1年間でユーザーから問い合わせが多かった駅名を集計して、その数でランキングを決定する形に変更となりました。
2017年のランキングはユーザーのリアルな志向を反映
つまり、2016年までは住んでみたいという憧れの街ランキングだったのが、2017年からはよりリアルなユーザーの傾向を反映した街ランキングになっているわけですね。
確かに、2016年までのランキングで人気だった「吉祥寺」「恵比寿」などは実際のところ住宅物件は現状かなり高騰しています。
大体の相場を比較するために、これらの駅の新築マンションの平均価格を調べてみると
◎吉祥寺駅: 6,758万円
◎恵比寿駅: 10,233万円
◎船橋駅: 3,580万円
一目瞭然ですねw
恵比寿に住みたいという憧れはあっても、実際買って住むならアクセスが良くてより安い関東圏の方がいい、というのが最近のユーザーの傾向ということなのでしょうか。
来年以降もこの傾向は続きそうですね。
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