任天堂は、ニンテンドースイッチの小型バージョンであるニンテンドースイッチライトを販売することを明らかにしました。

ゲーム機の特徴や狙いは何なのでしょうか?

ニンテンドースイッチライトとは?

ニンテンドースイッチライトは、ニンテンドースイッチというゲーム機の小型バージョンです。

どのくらい小型化というと、サイズで言えばライトは8割程度に抑えられています。

https://twitter.com/obaK71/status/1148927643582005249

小型化の狙いとしては、携帯しやすくすることで、家の外に持ち出して楽しんでもらおうという意図があるようです。

値段もニンテンドースイッチの7割程度となっており、手軽に入手してほしいという願いを感じます。

 

ニンテンドーではかつてニンテンドーDSがはやり、多くの方が街中でニンテンドーDSを楽しむ様子が見られました。

今回も外に持ち出してもらえるゲーム機を、1人1台保有してもらう狙いがあるようです。

 

任天堂は、2019年7月10日の夜にYouTubeにてスイッチライトのムービーを大公開。

動画の中では、友達同士でスイッチライトを持ち寄ってにぎやかにプレイを楽しむシーンが見受けられました。

場所もキャンプ場やスポーツジムなどさまざまです。

 

そもそも、2017年3月にリリースされたニンテンドースイッチは、携帯向けにも作られてはいました。

同機の売りは、テレビにつなぎ、画面部分を机の上に立てかけられる面と、外にも持ち出せる2面性にあったのです。

 

しかし、いざ販売が開始して利用されてみると、分かった実態は、外に持ちだされていないことでした。

 

家の中でプレイされていることがほとんどであったのです。

もちろんそれでも楽しみ方の一つとしては良いのでしょうが、いまやゲームは外に持ち出して遊べることが醍醐味の一つとなっています。

 

スマートフォンとの競合も考えると、持ち運んで遊べるゲーム機を再びリリースするのが課題の一つとなっていたのです。

 

任天堂の古川俊太郎社長は、「まず各家庭に1台買ってもらえるようにしたい。それから1人1台持ってもらえるように良さを知ってもらいたい」とアピールしています。

 

持ち運び型の強みの一つとしては、一人一台所有による売り上げの拡大です。

 

据え置き型だと、各家庭に1台あって、家族や友達で1台を共有して楽しもうということになるのでしょうが、持ち運べることで個人で1台を持ちたいという需要につながっていくのです。

スイッチライトに込められたのは、そうした思惑もあります。

 

2019年3月期には、ニンテンドースイッチの販売額は好調でした。前記に比較して190万台増えて、割合で言えば13%の増加です。

 

しかし、発売から3年が経過する今、もう一つの課題が出てきます。消費者の飽きです。

売り上げを伸ばし続けるためには、ニンテンドースイッチをプレイすることに魅力を感じてもらわなくてはなりません。

 

その意味でも、スイッチライトの役目は大きいのです。

 

実は、ゲーム機の販売の伸びは、リリースから3~4年経過すると鈍ってくると言うのが通常です。

ニンテンドースイッチの場合、過去に流行ったネタを活用して収益拡大を図ってきましたが、やはりしだいに打つ手が減ってきているのが現状です。

2019年4月には任天堂がスイッチの販売予想を公表しましたが、そこでの販売数はスイッチライトも含めての数で1800万台となっています。

スイッチでプレイできるソフトは、スイッチライトでもプレイが可能となっていて、異なるゲーム機に合わせてソフトを購入し直す必要がないようにとの配慮も感じられます。

スイッチ以外のゲーム機や海外展開は?

ところで、任天堂から販売されているゲーム機には、スイッチ以外にも主力扱いのものがあります。

スイッチに次ぐ扱いを受けるニンテンドー3DSの販売は好調なのでしょうか

実は、3DSの今期の販売予想は前期実績の半分以下となる見通しとなっています。

数値としては100万台の売り上げを今期に見込んでいますが、前期の255万台を考えると淋しいところです。

 

スイッチ人気による消費者の関心の変化であればよいのですが…。

売り上げ減少分も、スイッチライトへの期待は高まりそうです。

 

 

任天堂は国外への販路も広げたい考えを明らかにしています。着目したのが中国です。

中国ネットサービスの騰訊控股(テンセント)と協力することで、中国での販路を広げたい意向を示しています。

 

ただし、今期の売り上げに中国市場での額は含まれていません。理由は、参入が容易ではなく結果が出る間で時間を要するためとしています。

任天堂の株価はスイッチライトの販売を期待に今年一番の高値を記録しました。

今後の主力を担う商品として期待が高まるスイッチライト。売り上げが果たしてどれだけ伸びるのか、注目が集まっています。

ネットでの反応

ネットでは、スイッチライトへの興味関心を寄せる声が目立ちます。

ただ、スイッチとの違いがそれほどあるのか、携帯してまでもスイッチライトでプレイしたいか、を考えると保留かな、との声も聞かれました。

 

価格的に微妙で現状のスイッチでよいとの声も聞かれました。

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