
常に移り変わる音楽シーンの中で世界中のファンを虜にしている今世紀最大の歌姫がレディー・ガガ。
斬新なファッションも人気です。
そのいっぽうでお金がない?破産している?といった情報も聞こえてくるのです。
お金持ってるのに破産状態!?
レディー・ガガ、METガラのレッドカーペットでサプライズ入場! pic.twitter.com/9mrOMJt7jm
— VOGUE JAPAN (@voguejp) July 18, 2019
レディー・ガガがデビューしたのは2008年。
デビューアルバムの『ザ・フェイム』、
さらには2009年にセカンドアルバム『ザ・モンスター』をリリースし、
立て続けに世界的大ヒットとなりました。
レディー・ガガが世に出てまだ10年ちょっとというのも意外で、
ずっと昔からいるような感じがしますよね。
2つのアルバムが世界的に大ヒットしたのですから、
一気にスターダムを駆け上がったレディー・ガガ。
資金も潤沢だったはずなのに
貯金の300万ドル(約3億円)を惜しげもなく翌年の2009年のツアーのステージに注ぎ込んでしまい、
一気に破産状態になってしまったというのです。
これはガセでもなんでもなく、
レディー・ガガ本人が語っているのですから実話です。
その当時を、映像配信サイトEPIXのオリジナル・ドキュメンタリー作品
『Who the F‐‐k is Arthur Fogel?(原題)』の中で本人が語っています。
「私名義の銀行口座に300万ドル(約3億円)が入っていたけど、ステージ代に全てを注ぎ込んだの」
全てを注ぎ込んだ…というよりも足りない分は補填したというのが正しいところのようですよ。
レディー・ガガが出演するこのドキュメンタリーは、
大手コンサート興行会社Live Nationのアーサー・フォーゲル氏を追ったもの。
Entertainment Tonightにアップされた映像の一部であり、
「今でも覚えているけど、帰宅して父と一緒にいると父が言ったわ。“私には理解できない。『バッド・ロマンス』が発売されて、お前はラジオ番組に引っ張りだこだ。誰もがお前のことを話題にしているのに、お前は無一文だ”とね」
と、ガガは当時を振り返ります。
しかし、当時のガガにはそこまでする確固たる理由と決心があったというのです。
父親の言葉の後、ガガはこう返します。
「いいから私にやらせて。ステージをしっかりやらせて。だってこのステージをやり切れたらアーサー・フォーゲルの関心を引くことができると思うの」
アルバム2作の大ヒットで3億のお金を手に入れてもそれに安住することなく、
次に向けて全額を投資するガガ…。
そこには投資家顔負けの戦略眼があったということですね。
全財産を投げ打って勝負に出たガガ…それからどうなったのでしょうか。
期待通り、フォーゲル氏の目にとまり、
Live Nationと4000万ドル(約40億円)のツアー契約を結んだのです。
ガガは、そのお陰で自分と家族の人生が一転したと話しています。
3億円が40億円になったのですから、投資家としては大成功。
そして一番に言えることは、ガガには確固たる自信があったということです。
当のフォーゲル氏はガガのほか、
マドンナやU2など大物ミュージシャンのツアーに携わってきた人物。
『Who the F‐‐k is Arthur Fogel?(原題)』は
EPIXにてプレミア配信されています。
19歳からダンサーに
ガガは19歳のときにニューヨーク市の近郊のクラブでダンサーをしながら生計を立てていました。
ストリッパーの仕事もしていたというのですから驚きです。
また、同時期にインタースコープ・レコードとソングライターとして契約し、
同レーベルのアーティストを中心に複数のミュージシャンに楽曲提供を行っています。
楽曲提供をしていくなかで、
エイコンに歌手としての才能を認められ、
エイコン自身のレーベルコンライブとレコード契約し、
歌手としてのキャリアをスタートさせたのです。
様々なアーティストの影響を受けたエンターティナー
レディー・ガガの根幹はデヴィッド・ボウイやクイーン、さらにはエルトン・ジョンといったグラム・ロッカーであり、
さらにシンディ・ローパー、マイケル・ジャクソン、ホイットニー・ヒューストン、マドンナといった
ポップ歌手の影響も受けています。
多くのアーティストはマドンナと被るところがあると指摘していますが、
さらにマドンナを大きく凌駕しているとも指摘しているのです。
ガガ自身が、作詞・作曲とパフォーマンスを行ううえで
必須の部分を多くのアーティストから受け継ぎ、
さらにファッションの面でも強い影響を受けていると語っています。
2010年5アメリカの雑誌『タイム』の世界でもっとも影響力のある有名人を選出する
「タイム100」のアーティスト部門の1位に選ばれています。
これは2008年にメジャーデビューしてわずか2年というところにも注目しなければいけません。
ネットの反応
「破産っていっても法的な破産ではないのね」
「こういう破天荒というかスケールの大きなところが大好き」
「この人のツアー、なんか赤字だらけと聞くけどね…。寄付とかの額もでかいし、使う所に惜しげも無く突っ込むみたいな印象がある。」
レディー・ガガって大の親日家らしいですよ。。