日本の韓国ホワイト国除外の真実。韓国企業がイランへ軍事物資を横流ししていた?
日本がフッ化水素など半導体製造に欠かせない物資の韓国への輸出規制(いわゆるホワイト国外し)が行われ、韓国政府、メディアは徴用工問題に対しての報復行為だとして語気を強めていました。
日本政府は軍事転用のため第3国に流出していることを理由に挙げていましたが、韓国政府は証拠がないと訴訟を起こす姿勢を示していました。
軍事転用横流し疑惑に対しては証拠がないのでメディアはスルーしていましたが、だんだんと構図が見えてきています。
横流し相手は北朝鮮ではなく、中東だったのではないかという疑惑が強まる情報が続々と出てきています。
イランに原油代を要求される韓国
朝鮮日報によるとイラン外務省が先日現地駐在の韓国大使を呼び「イラン産原油と超軽質油の輸入代金を支払え」と強く抗議したことが13日までにわかりました。
代金はおよそ7兆ウォン(約6500億円)に達するといいます。
イラン中央銀行なども韓国大使に「代金を決済するための韓国側の努力が足りない」と不快感を伝えたようです。
イランの様々な方面からの抗議に驚いた韓国外交部(省に相当)が先月末に急きょ特使を派遣し、問題の表面化を避けようとしたこともわかりました。
これについて韓国大統領府は12日、イランから近いホルムズ海峡を守る有志連合に韓国軍を派遣する方向で検討中と発表したため、これについてもイランからの激しい反発が予想されています。
今年5月にアメリカがイランの核開発に対抗するために、イランからの原油の禁輸措置を発動させていて日本も韓国も適用されていました。
またAFP通信はイランは12月1日、同国から輸出した原油の代金を物品で受け取る取引を行うことで、韓国と最終合意したことを明らかにしたことを伝えています。
米国がイラン産原油に対して再発動した禁輸措置の回避を図る狙いだと言います。
韓国はアメリカの同盟国としては経済制裁に加わらなければいけない一方で、イランからは取引を続けるように圧力をかけられていて、アメリカの制裁回避のために韓国とイランは裏ルートで取引を行うことで合意していたということですね。
これは7月の産経新聞の報道で伝えられていた
生物・化学兵器を含む大量破壊兵器製造に転用可能な物資をシリアやイランなど北朝鮮の友好国に不正輸出したとして、韓国政府が複数の韓国企業を行政処分していたことが10日、日本政府関係者への取材で分かった
という報道とも合致します。
つまり、イラン側の情報公開によって韓国が制裁を逃れてイランと物々交換取引をしていた事実が明らかになっているので、日本政府が7月に主張したフッ化水素を韓国が軍事転用のための横流ししたという説明を補強する内容となっています。
イランは北朝鮮、中国との関係が強く、アメリカと対立しています。
韓国は軍事同盟国のアメリカと経済依存度が高い中国、安全保障で脅威となる北朝鮮の間に挟まれていて、どちらの味方なのかはっきりしろとゆすられているような状態ですね。
原油代を支払うことはアメリカの経済制裁に反するため、できないが、イランとの関係を悪化させるわけにもいかないので、裏から日本から輸入した戦略物質を横流ししていたという疑惑が強まります。
日本政府の韓国に対するホワイト国除外の際にアメリカが韓国側につかなかった理由もここにあるのでしょう。
どちらかといえば、アメリカ側からの要請だったのかもしれません。
イラン大統領訪日をキッカケに解除されたってのが重要。イランからの情報が官邸の情報と整合取れたんだな。で、レジストは安全と踏んだんだろう。もともと対韓輸出管理はあくまでも、韓国によるイランへの戦略物資供給を断つことが主眼。韓国を締め上げる目的なら他に効果的な手がいくつもある。 https://t.co/IZQRUoz10b
— 滝口 (@Yamato694) December 20, 2019
イランの核開発と日本のフッ化水素を結ぶもの
5月に日本から韓国へ輸出されたはずの40tのフッ化水素が消え、7月にイランが核合意に違反して、ウラン核濃縮を20%まで引き上げています。
ウラン鉱石は粉末状にしたものをフッ化水素と反応させて、 六フッ化ウランに転換させます。六フッ化ウランは約60℃で気体となる物質で、ウランを濃縮するために用いられます。
つまり、事実だけを時系列で並べると、7月8日のイランの核合意違反のウラン核濃縮を20%への引き上げにはフッ化水素が必要で、8月2日に日本政府は韓国へのフッ化水素の輸出規制を閣議決定しているのです。
日本政府はイランとの関係もあるので明言しませんが、韓国がフッ化水素をイランへ横流したと見ているのでしょう。
そして、イランは韓国に対して原油代の金銭では出来ない支払いを物々交換で行うと合意していると発表しています。
韓国が原油代の支払いのために日本から輸入したフッ化水素をイランへ横流しして、イランが核合意違反のウラン核濃縮を行ったとすると、その後の日韓関係の悪化やGSOMIA破棄問題でアメリカが一貫して韓国を批判する立場に回っていたことに合点がいきます。
この推測が当たっていたとするなら、韓国とアメリカとの関係はすでに崩壊していて、韓国は中国、北朝鮮サイドにいるわけで「韓国がやらかした」と他人事でいられない異常事態です。
韓国は日本にとっては、これまでアメリカを介在した準同盟国でしたが、もはや北朝鮮、中国の同志であり、米国の防衛最前線は北緯38度線から対馬海峡まで下がっていると見たほうが良いですね。
米中対立の最前線に日本が立たされるのは最悪なので、韓国は日米サイドにいて欲しいのですが、もう無理かもしれません。
https://twitter.com/1suribachi1/status/1208301772395044864
ネットの声
ホワイト国外しは、韓国のイラン預金遣い込み発覚、同謝罪でイランへ訪問団。そしてイランの核再開発がバレ、イスラエルが同日本製品の情報を米国へ、そこで日本へ警告し除外。イラン怒って7兆ウォンの催促…この可能性が時系列的に高い。
韓国「高純度フッ化水素とバーターで石油売ってくれ」
イラン「オーケー」
日本「横流し疑惑あるから、輸出管理厳しくするわ」
韓国「日本から輸入できなくなったので、フッ化水素渡せないニダ」
イラン「じゃあ現金払いな」←今ここ
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