節約したい気持ちはわかるけど…正しい節約してる?やってはいけないNG節約術4つ!
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日々家事をこなす中で、頭の片隅をよぎる予算。
節約しなきゃと思うと、つい行動にも制限がかかります。
節約しなくてはと思ってやっているその行動、実は無駄が多いかも?!
そこで今回は、やってはいけない節約術をご紹介しながら、本当に役立つ節約方法をお伝えします。
【NG1】エアコンのスイッチをこまめに切る
夏も冬も大活躍のエアコン。
長時間つけていると電気代がかかると思い、家族がエアコンをつけっぱなしにしていると「スイッチを切って欲しい!」と怒ってしまうことありませんか?
実は、エアコンのスイッチを切れば電気代の節約になるとは限りません。
エアコンは電源をつけるときにもっとも電力がかかる
部屋に誰もいないのなら、エアコンをつけっぱなしにしていたら電気代がもったいない……と思いがち。
ですが、エアコンを使用する際にもっとも電力を必要とするのは、エアコンの電源を入れたときなのです。
正しい節約方法は「部屋の温度を一定に保つこと」
エアコンの電気代を節約するには、電源をつけっぱなしにして部屋の温度を一定に保つのがおすすめ。
ただし、古い機種の場合はつけっぱなしにしておくと電気代が上がる場合があるので注意しましょう。
エアコンのトップメーカーであるダイキン工業株式会社が行った調査があります。
30分程度の離席の場合はつけっぱなしの方が、1時間以上その場を離れる場合は電源を切った方が得、という結果が出ています。
これらのことから、一番大切なのは室温の変化を最小限に留めることと言えるでしょう。
夏場は「ドライ」で22℃程度に保っておくのがおすすめ。
部屋を冷やすのではなく湿気を取り除くため、余分な電力がかからず快適な湿度を保てます。
冬場は24℃くらいに保っておけば充分ですが、暖かい空気は上にいってしまうので足元は寒いと感じるかもしれません。
濡れたタオルを部屋の中に干しておくだけでも湿気で少し暖かくなります。
湿気があれば風邪なども引きにくくなるのでおすすめですよ。
【NG2】冷蔵庫に食品を大量にストックする
調理時間の節約に、食品を冷蔵庫に大量にストックしがちな方は要注意。
冷蔵庫に負荷がかかり、節約になっていない場合があります。
冷蔵庫に詰め込みすぎると電力がかかる
冷蔵庫は詰め込みすぎると、中のものを冷やそうとして余計に消費電力がかかってしまいます。
特に冷気の出口の前に食品を置いてしまうと、冷気の妨げになって中身が冷えにくくなってしまうので、より悪循環を生み出します。
正しい節約方法は「適度な隙間を作ること」
冷蔵庫の中は、適度な隙間をつくって冷気の通り道をつくることで、不要な消費電力を抑えることができます。
勘違いされやすいのですが、冷凍庫は詰め込みすぎるくらいがベスト。
冷凍品の場合はそれ自体が保冷剤の役目を果たしてくれるので、詰め込みすぎることで消費電力を抑えてくれるのです。
冷蔵庫と冷凍庫、節約方法は真逆なので、くれぐれも間違えないようにしてください。
【NG3】チラシで安い食材を見つけたら買う
少しでも食費を抑えるために、毎日のチラシチェックは欠かせない、という人もいるでしょう。
期間限定セールや、タイムセールが行われることもありますし、他のお店で見かけた食材が安くなっているのを見つけることもあります。
少しでも安く変えれば節約につながるはず。
ですが、本当に節約になっているのでしょうか。
使い切れなければ結果的に高くなる
確かに安くなっているかもしれませんが、それを買っても実際に使い切ることはほとんどない、という人も少なくのではないでしょうか。
食材の安さ飛びついて購入しても、うまく使いきれず食材をダメにしてしまっていては、浪費することと同じです。
正しい節約方法は「必要なものだけ買うこと」
食材は安いときに買う、のではなく、必要なものだけ買うように心がけましょう。
その際、近隣のスーパーで1番安いものを選ぶ、というようにするだけで節約できるはずです。
あらかじめ1週間の献立を考えておいてもいいかもしれませんね。
【NG4】娯楽費用を削る
節約のためには固定費、食費を抑えることが大事。あとは毎月変わる娯楽費を抑えればOK!と思ってないでしょうか。
自分の習い事に出かけたり、趣味の観劇や歌舞伎に出かけたり、といった娯楽を我慢すれば家計に余裕が出るはず…。
と思えますが、実はこれも節約を遠ざける要因になることがあります。
娯楽を抑えた結果、浪費につながることも
変動費である娯楽を抑えれば、確かに出費を減らすことができます。
しかし、自分だけでなく家族の世話や家計に気をつかう主婦業は、何かとストレスが溜まるもの。
娯楽を我慢していると、どこかでストレスが爆発し、反動でより大きな金額を娯楽に使ってしまいがちです。
正しい節約方法は「娯楽費用も固定費にすること」
娯楽にお金を使って、適度に息抜きすることは必要です。
ただし、お金をつかう際はきちんと上限を決めておくことが大切。
娯楽費も固定費にして、少しずつストレスを発散できるようにしておきましょう。
正しく節約ライフを送りましょう!
実は間違っているかもしれない節約方法についてまとめました。
塵も積もれば山となる、普段の習慣にちょっと気をつけてみるだけで、意外な出費を抑えることにつながります。
4つの正しい節約方法を実践して、快適な節約ライフを送りましょう。
最後にひとつおすすめの節約動画をご紹介します。
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