
日本が国際捕鯨委員会から脱退の宣言!!
商業捕鯨が30年ぶりに再開される見通し。
世界各国やネットでも批判する声が絶えない模様。

日本が商業捕鯨を再開!!国際捕鯨委員会からの脱退を表明した模様
鯨を食べる文化のある日本が国際捕鯨委員会(IWC)の脱退を表明。
商業捕鯨の再開が決定するなど盛り上がりを見せるなか、
世界各国やネットでは批判の声が寄せられています。
<出典:netgeek>
12月26日に菅官房長官は記者会見にて
「商業捕鯨を来年7月から再開することとし、国際捕鯨取締条約から脱退することを決定した」
と述べました。
IWCの加盟国は現在89カ国でイギリスやオーストラリア、アメリカなどが反対を訴えています。
日本は1951年に条約に加入し、82年には商業捕鯨のモラトリアム決議によって商業捕鯨を中止。
鯨資源の減少という問題が回復するのを待ちつつ、商業捕鯨の再開を訴えていました。
2018年9月に行われたIWC総会では日本側が商業捕鯨の再開を提案するも否決。
日本の考えとは逆に反捕鯨国によって永続的に鯨類の保護宣言が採択されるという結果になったためIWCから脱退という流れ。
日本政府は
「鯨類の中には十分な資源量が確保されているものがある」
「捕鯨産業の秩序ある発展が顧みられず、異なる意見や立場が共存する可能性すらない」
とIWCの国際捕鯨取締条約から脱退した理由を明かしました。

イギリスやオーストラリアのメディアが反発
日本がIWCの条約から脱退を表明し、商業捕鯨を再開させる動きに
世界各国から批判の声が上がっています。
<出典:netgeek>
イギリスBBCでは「商業捕鯨禁止ルールに逆らうことになる」と指摘。
オーストラリアABCでは「反捕鯨国のオーストラリア、ニュージーランド、アメリカは深刻に受け止めている」と表明。
またオーストラリアのペイン外相・プライス環境相は
「極めて失望している 日本にIWCに戻ること優先的に検討促す」
と述べたようです。

捕鯨賛成派と反対派の意見がこちら・・・
<出典:netgeek>
現在捕鯨賛成派39カ国と反対派49カ国の間で揺れ動くこの問題。
賛成派の意見としては以下のようなことが言われています。
・日本の伝統ある食文化
・牛や豚と同じように鯨も問題ない
・鯨だけ反対するのはおかしなこと
・反捕鯨国とは食文化が違う
一方、反対派は
・鯨は知能が高い哺乳類だから
・どうせ食べない
・絶滅するかもしれない
・かわいそう
というような意見を寄せているようです。
30年に渡り商業捕鯨の再開を訴えてきた日本ですが
IWCの反捕鯨国とはわかりあえなかったようですね。