ハロプロ・カントリー・ガールズ惜しまれつつも活動休止(事実上の解散)

カントリーガールズの歩みと限界

現在では森戸が「モー娘」とグループを兼任し、船木が「アンジュルム」と兼任しているが、同ライブ後は森戸がモー娘に完全移籍。船木が2020年3月をもってアンジュルムを卒業し、芸能界を引退。山木も引退し、小関はハロプロを卒業し、芸能活動は継続。それぞれがそれぞれの道を歩むことになる。 2014年11月5日、カントリー娘。が「世界に通用するグループに成長するように」という意味を込め、ユニット名をカントリー・ガールズに改称してメンバーを一新して再始動。 2015年3月で活動停止を発表したBerryz工房からももちこと嗣永桃子がプレイングマネージャーとして参加しています。 事務所の狙いはBerryz工房の中でも、まだアイドル活動に対しての需要が大きく、教育分野をセカンドキャリアとして見据えていた嗣永桃子に、教育的立場を経験させながらも嗣永桃子に芸能界に残って欲しかったという思惑だったと思います。 数名のグループ脱退メンバーは出たものの、嗣永PMと5人のメンバー体制で安定してからはももちイズムを叩き込まれたメンバーはハロプロの中でも優秀で何でもできるメンバーに成長していきました。 しかし、プレイング・マネージャーの嗣永が2017年6月30日をもってグループ、並びにハロー!プロジェクトを卒業、芸能界を引退。 カントリーガールズはもともと地頭が良かった5人のメンバーの中には学業も優秀な人も多く、学業優先で限られたスケジュールでの活動で尚且つ少人数グループ。 アイドルの売り上げは、握手会込みで売るCDやグッズが中心となっていることから少人数グループで採算を取るのは難しい時代です。 なおかつ、学業優先ではない船木結、森戸知沙希はルックス、実力、人気ともにハロプロトップクラスの逸材だったことから船木結をアンジュルム、森戸知沙希をモーニング娘。に兼任させ、カントリーガールズはたまに活動するグループとなっていきました。 また、この時期のハロプロはつんく♂プロデューサーが病気で降板したことで事務所内で多くのグループを捌けないという不運な事情もありました。 大人の事情に振り回された形となった嗣永プレイングマネージャーの優秀な教え子たち。カントリーガールズは少ない活動のわりに熱烈なファンに見送られて、次の人生を歩んでいきます。

ももちイズムとは何か

ももちイムズとは何なのかというのは、よくハロオタの中で話題になるようです。 個人的には嗣永桃子プレイングマネージャーが指導したカントリーガールズのメンバーが他のグループと比べると「できる」メンバーが多かったことがももちイムズという言葉が流行った理由だと思います。 子供のころからアイドルとして人前に立ってきて、バラエティー番組でも成功した嗣永桃子のアドバイスは、マネージャーのものとはレベルが違って当然です。 トークスキル、カメラを意識した表情の作りのような、メディアで露出が少なくなったハロプロメンバーが身に着けていないスキルをカントリーガールズだけが持っていたことは、今後のハロプロの課題といえるでしょう。 また、アイドルのぶりっ子問題もももちイムズとして語られます。 一般的に女性が自分をかわいいということは、はばかられることでしょう。 しかし、ハロプロのアイドルは私はかわいいというスタンスのメンバーが多く、他のアイドルとは違う特殊性があります。 代表格は元モーニング娘。道重さゆみと嗣永桃子ですが、この二人のスタンスは似ているようで違います。 30歳となった道重さゆみは今年、都内で行われた『第16回万年筆ベストコーディネイト賞2019』の授賞式にスペシャルゲストとして登壇して、「劣化という言葉は私にはない。常に今が一番かわいい」というコメントが話題となりました。 道重さゆみの「私かわいい」は自己啓発。 自分を可愛いと思って何が悪い?というスタンスで女性から圧倒的な支持を受けています。 嗣永桃子がいう「私かわいい」は芸です。 https://youtu.be/eXodGycpl9k?t=286 この動画でも、かわいい表現、表情を追求した芸にこだわり、自分がかわいいかは割とどうでもいい。 道重さゆみも嗣永桃子もどちらも男に媚びておらず、アイドルとして、女性としてかわいくありたいという気持ちを表現しているだけで女性ファンが多いのが特徴です。 本来、女性に嫌われやすい私かわいいキャラで女性から支持されるのは、凄いことです。 つんく♂プロデューサーもハロプロはロックとよく言っていたのですが、女性が私かわいいと自信を持って言うことにロックスピリッツがあり、猫をかぶって弱い女性を演じることはハロプロ的ではないです。 カントリーガールズはももちイムズを体現したグループといわれるだけあって、かわいい表現を芸にすることを普段から遊びでやるグループで可愛い曲を歌わせると右に出るグループはいません。 https://www.youtube.com/watch?v=5aQnnJHlrmY この動画のように普段から遊びでこのような「かわいい表現」を芸として磨いてきたのでしょう。 日本のアイドル文化はいまや世界でも知られるようになり、kawaiiは世界共通語。 カントリーガールズの功績は「かわいい」の記号的表現方法を確立したことといえるかもしれません。 「世界に通用するグループに成長するように」とスタートしたカントリーガールズが世界に出ることはありませんでしたが、世界中探しても、こんな変なことをやっているグループはないでしょうから、いつの日かカントリーガールズをルーツにしたkawaii芸で世界に通用するアイドルグループが出てくるかもしれませんね。 最後のライブツアータイトルが彼女たちのアイドルとしての生き方をすべて表現しているような気がします。 愛おしくってごめんね。 https://twitter.com/3rdBear/status/1210233375392321548

ネットの声

私はカントリー・ガールズに夢と現実の両方を見ることを教えて貰いました。 そのおかげで今やっと自分の夢をもやもやとではありますが描き始めることができています。 本当に感謝してもしきれないです。 常に可愛く、愛おしくいてくれてありがとう。 ああ惜しいなぁ もう少し観ていたかったな こんなグループ、またいつ出会えるかわからないのに]]>

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