【悲報】日本人がノーベル賞を取れなくなるわけとは

ノーベル賞はその研究成果が革新的で世界的に優れていると認められた人に対して送られる賞です。

もちろん日本人も受賞暦がありますが、ノーベル賞が今後とれなくなるのでは?!という懸念が・・・。

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日本の状況は危機的

iPS細胞でノーベル賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授をはじめ、日本人は3年連続でノーベル賞を受賞しており、4年連続での受賞が期待されていますが、その声とは逆に、過去の受賞者から「このままでは日本の研究者がノーベル賞を取れなくなる時代が来る」と言われているんです。

山中教授

実際にノーベル医学・生理学賞を受賞した大隅良典さんは「日本の大学の状況は危機的でこのままいくと10年後、20年後にはノーベル賞受賞者が出なくなると思う」とされています。

この傾向は外国にも伝わっており、外国雑誌ネイチャーで「日本の科学研究が失速し、このままではエリートの座を追われかねない」との指摘があったんです。

研究予算が年々少なくなっているようですが、影響が如実に出ますね・・・。

研究者イメージ

全国の大学の教職員6000人近くを対象にした調査は、2002年の時点で職務時間の46.5%あった研究にかける時間は、2013年には35%と10%以上低下していました。

研究者は研究者しかできない業務に当てる時間が足りないようですね。

研究者のコメント

「大学法人化以降、毎年運営費交付金が1%削減されていて大学は、基礎体力をここ10年奪われてきた。まずはその基礎体力を回復させる方向にかじを切り、次世代を担う若い人が育つ環境を作っていく必要がある」

「ことしも来年もノーベル賞の候補にあがる人は間違いなくいるし、日本人がもらってくれればうれしいが、日本はこのまま行けばいいんだという風潮になると困る。このままでは中国に若者が流れる事態がうまれる可能性すらある」

議論

「国立大学が法人化して以降、教員が大学の運営に関わるようになり、やるべき業務が増している。一方で、専門性の高い実験の補助や書類の作成などを行う研究支援者の数が海外と比べて少ないことも問題となっている」

技術大国日本というのはもう昔の話なのでしょうか?技術の進歩は国力にも直結するものですので、しっかりと予算は組み込んでほしいですよね。

ネットの反応

・研究に金はかかるからな。ゴネの能力も必要なのかな
・上が無能だから研究もクソになってそう
・企業と連携してお金をぶんどろう
・教育と研究に金はかけるべきだな。

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