「親子愛」という言葉はどうやら動物にもとっても強くあるもののようです。

今、人間に殺されかけた母猫の、子猫を守るためにとった行動が感動を呼んでいます。

人間に殺されかけた母猫

昨年、オーストラリアでの出来事です。
ある女性が、自分に庭に毎日のようにやってくる猫の親子にエサを与え続けていました。
母猫と子猫達は仲良く、常に一緒にいたそう。

しかしある日、その女性の近所に住む住人が、あろうことか母猫の尻尾をつかんでトレーラーに投げつけたのです。
「自分の庭にこの母猫が入り込んだんだ!」たったこれだけの理由で…。

トレーラーに投げつけられた母猫はピクリとも動かなくなってしまいました。
突然の出来事に驚きを隠せない女性。
彼女は、母猫はとりあえずその場に安置し、子猫がどこにも行かないように安全な場所へ移しました。

子猫に対する母猫の思い

翌日、母猫を安置した現場をもう一度訪れてみると、母猫の姿はどこにもありませんでした。
もう猫は亡くなっていて、遺体はどこかに回収されてしまったのではないだろうか…そんな思いを巡らせながら、女性は必死に母猫の行方を探しました。

どこを探してもいない…そう諦めかけて子猫のところに戻った女性。
そこには驚くべき光景がありました。
ピクリとも動かなくなっていたはずのその母猫が息を吹き返し、子猫が保護されていた場所まで移動してきていました。

母猫はトレーラーに投げつけられた衝撃で、後ろ足が麻痺して前足しか動かせない状態になっていました。
そんな状態でもなお子供のことを想い、長い時間をかけて移動したのかと思うと胸がしめつけられる思いになります。
下半身が麻痺したせいで、この母猫は自分の力のみで排泄をすることができず、死ぬまで介護が必要な体となってしまいました。

現在はその母猫は「プリンセス」と名付けられ、子供達と共に大切に育てられています。
また、そんな体になってしまってもなお、プリンセスは子猫達の面倒をしっかり見ているそう。
さて一方、プリンセスをこんな目に遭わせた人間、そしてプリンセスの今後はどうなっていくのでしょうか。

残虐な人間とプリンセスのその後は?!

「庭に勝手に入り込んだ」だけでプリンセスをトレーラーに投げ込んだ人間は、その後逮捕されたました。当たり前ですよね。
そして、プリンセスの姿に心を打たれた動物保護団体「Sawyers Gully Animal Rescue」は、一生かけてプリンセスの面倒をみることに決めたそう。
また、なんとプリンセスのために車椅子をプレゼントするという計画も。プリンセスの下半身はもう一生動かなくなってしまいましたが、心優しい人に救われて本当に良かったですね。

 

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